PENCIL DIVERSITY ペンシルダイバーシティ経営

女性管理職として、働く女子へ伝えたい。

2016.03.10

女性管理職として、
働く女子へ伝えたい。

- 福岡オフィス R&D事業部 ゼネラルマネージャー 平川 寿江
- 福岡オフィス R&D事業部 マネージャー 伊東 菜緒


20周年を機に、一番の財産である「ペンシルで働く人」をもう一度見つめ直す。
ペンシルは、それぞれの人材がその能力や個性を活かして生き生きと働くことができる環境整備を進め、多様で自由な発想を持って生産性を向上することで、自社の競争力強化につながる価値創造を行うため、ダイバーシティ経営を推進するプロジェクトを立ち上げました。
今回は、ペンシルに新卒で入社し、プロデューサーとして活躍しながらゼネラルマネージャーとなり、ユニット「シャープナー」としても活動を開始した「平川寿江さん」とマネージャーの「伊東菜緒さん」にインタビューしました。

ペンシルに入社したきっかけは?

R&D事業部平川・伊東

平川
私たち2人とも新卒採用で入社しました。私が2007年入社で、いま9年目です。

伊東
私は2008年なので、8年目ですね。平川さんの1つ後輩です。

平川
私は元々デザイナーになりたかったんですが、大学に入ってデザインやクリエイティブをやっている周りの人をみて、私はデザイナーにはなれないと思ったんです。ただ、デザインやものづくりには携わっていたいと思っていて、企画やマーケティングという言葉を知って、面白そうだなと思うようになりました。当時探していたのは代理店でしたね。電通や博報堂のような、いわゆる総合代理店。Webというより企画・マーケティングができるところを考えていて、大学4年の春の就職活動で東京や大阪の会社からいくつか内定をもらいましたが、東京で就職活動していくうちに東京で暮らすのはイヤだな、と思うようになり、福岡で同じような仕事ができる会社はないかと、夏頃に仕切り直しで探し始めました。ちょうどその年、秋から新卒採用を始めていたペンシルに出逢ったんですよね。もし春の就職活動で東京や大阪の会社に決めてたら、また、もし春に福岡で就職活動して決めてたら、ペンシルには出逢えてなかったですね。

伊東
運命的な出逢いだね!

平川
そう!ペンシルに決めた理由は、やりたいことの志向性が合っていたことと、社長の言葉に納得・共感できたから。そもそもデザインに関わる仕事が無理だと感じたのは、デザインの「良いもの」「悪いもの」という判断の軸がわかりにくいと思っていたから。「これいいな」「楽しそう」とかそういう意志で作っている人は多いけど、その意図が受け入れられたのか、伝わったのかはわからないと思っていて。ペンシルの会社説明会で、社長の「Webなら数値でわかる。コンバージョンに跳ね返ってくるから。」という話を聞いて、Webなら分かるんだ!と思って、決めました。

伊東
私は教育大でしたが、学校の先生ではなく学芸員になりたかったんです。大学3年までは、大学院に行くために勉強していました。就職氷河期から少し回復した年だったんですが、また景気は落ちるという話も出ていて、このまま大学院に行って卒業し、もし企業に就職したいと思ってもできないかもしれない!と思ったんですよね。少し遅かったけど、思い切って4年の頭から就職活動を始めました。父が企画や営業の仕事をしていたこともあり、企画で展覧会などのプロデュースをしたい!と思っていて、それができるのではと考え、私も代理店で働きたいと思ったのですが、その時点では選考が終わっている企業も多くて。たまたま広告代理店で検索したら、ペンシルが出てきたんです。ベンチャーは嫌だと思ってたんですが、説明会のオファーメールを見て「行かなきゃまずい!」と思ったんですよね。そのオファーメールは他社の切り口とは全然違っていて、「残り◯席!お急ぎください!」というような内容でした。今では当たり前だけど、当時すごく新鮮で、行かなきゃ!という思いで参加しましたね。会場は満員御礼の状態で、今思えば、まんまとひっかかったというやつ(笑)面白そうな会社だと思ったけど、その時はペンシルで働く気はなかったです。そのまま1次通過して、2次面接では当時バイトでECサイト制作運用業務をしていたので、その話をしたら社長に興味を持ってもらえました。商品企画にも携わっていて表彰された経験もあったので、社長からも「君はリアルだね」と言われ、受かるとは思っていませんでした。バイト先で正社員になる話も出ていたけど、新しい世界を見たいという思いもあり、また、どこに入っても一緒かなと思っていたのもあって、住めば都だ!と思い、流れに身を任せて入社した感じです(笑)

入社してから現在まで、どんな仕事を?

R&D事業部平川・伊東

平川
最初はコンサルティングの部署に配属されましたが、スキルも知識もなく、戦力になれませんでした。1年後に新卒中心にスタッフを育てるための部署ができて、そちらに異動し、営業を兼ねたセミナー開催の運用業務を担当しました。セミナー原稿の作成から、受付表作成、案内メールやお礼メールの配信、アンケート集計までやってましたね。また、次の年の新卒も同じ部署に配属されるので、自分たちが新卒として学んだことをもとに、まだ入って1年でしたが、教育資料の作成や実際の教育もやっていました。

伊東
そうそう。私は平川さんの翌年に入社したので、まさしく研修は平川さんに教えてもらいました!ExcelやPowerPointなどのツールの使い方、名刺交換、ロジカルシンキングなど。教える側も教えられる側も必死でしたね。

平川
1年近く経ってから、セミナーで受注した小さい規模の案件のコンサルティングを担当させてもらえるようになり、それから2年後くらいに、R&D事業部という、もともと入社後すぐに配属されていた部署に戻り、今に至ります。

伊東
私は新卒研修後、経営企画部という管理部門に配属されました。広報業務を担当することになったのですが、当時広報の仕事はそんなに多くなくて、バイトのWeb経験があったからか、数ヶ月後に社長から、「名古屋の開拓についてこない?」と誘われて、当時営業の役割をしていた部署に異動することになりました。数年後、その部署が解散することになって、人が足りていなかったR&D事業部へ配属されることになり、今に至りますね。今は、平川さんと同じくプロデューサーとして、フロントでコンサルティングをしています。実績を評価していただいて、プロデューサーと兼務でマネジメント業務も行っています。

平川
2人とも会社の変革期に新卒として入社して、紆余曲折あったけど、プロデューサーに落ち着いてからは、ブレずに仕事できてますね。今の部署に配属されてから4年近くになりますが、プロデューサーとしてコンサルの領域や幅は広がりました。責任は広く大きくはなっているけど、最初から案件の担当者として責任を持つことが多かったので、重さはそんなに変わった感じはしないですね。

伊東
プロデューサーは、フロントに立ってクライアントのコンサルティングをする、案件の責任者のような立場。全体を把握して、問題点を解決し、改善していくことが主な仕事です。ペンシルはクライアントのWebチームのような役割もあるので、プロデューサーは日々の運用も含め、お客さまを成功させるために全体を見る必要があります。Webサイト改善と一言で言っても、お客様の状況のヒアリング、何のために行うのか損益分岐点を考慮して目的や目標の明確にすること、Webサイトの解析から分析、課題抽出、改善するための施策の考案、実装、実装後の効果検証までやっています。仕事の範囲も広くやることはたくさん。全体を把握して責任を持つ立場ですが、もちろん一人ではできないので、ディレクター、アナリスト、システムエンジニア、マークアップエンジニア、プロモーションプランナーなど、社内のスタッフはもちろん、パートナー企業と一緒に、クライアントを成功に導いています。結果が出て初めて成功したと言えるので大変ですが、日本を代表するような企業のコンサルティングができるのでやりがいがありますね!

平川
マネージャー業務としては、クライアント、業務、人、部署全体の売上・粗利の管理やマネジメントをしています。

伊東
同じR&D事業部で同じ女性マネージャーということで、最近では私たち2人に「シャープナー」というユニット名をつけられたんです。『えんぴつ(ペンシル)を研ぐ鉛筆削り(シャープナー)のごとく、あらゆるものを研ぎ澄ます』が由来で、今後2人での活動も増えていきそう。

平川
先日、社長がセミナーを行った際、現場の声を伝えるという役割で2人で登壇しました。Webサイトの流入UPの秘訣など、具体的な施策について話をしました。

伊東
今後、もっといろんな場面で活動していけたらと思います。

女性管理職として感じることを教えてください。

R&D事業部平川

平川
会社から細かく言われることはないのですが、責任の範囲を広げるぞという暗黙のプレッシャーは感じています(笑)基本的に自分たちで考えてやるスタンスなんです。

伊東
そうだね、言われないよね。今は最低限やらないといけないことをやってる状態で、今後は、女性だからこそできるマネジメント、私だからできるマネジメントをしていきたいですね。こうせねばならぬ!というようなものに縛られて、自分の方針を変えてまで管理職をやりたいとは思ってないので、自分の強い意志に沿ったマネジメントをして、それで回るようにするのが目標。自分の良さを発揮したほうが、スタッフ、会社、自分のためにも良いと思うし、そこに矛盾とか軋轢が生まれるようにはしたくない。自分らしく働けてこそペンシルですしね。また、大変な仕事だからスタッフのモチベーションが下がることもあって、それが自動的に上がる仕組み・環境を作りたいです。好きな仕事で入ったのに、辛いけどお金もらっているから仕方なくやります、というような会社や部署にしたくないと思います。自分らしく働いてもらうために、得意な分野に、得意な人を当てたいと思っていて、それぞれのいいところに着目したマネジメントができたらいいなと思います。
 

R&D事業部伊東

平川
そうだね。でも私は伊東さんとは違うタイプ。伊東さんは意志があって、こうしたいという想いが先行するタイプですよね。私は逆で、仕事から先に入るタイプなんです。お客さまに出すんだからクオリティ上げないといけないでしょ!と、義務感や責任感でつめて仕事する感じですね。例えば「楽しい!」と思うであったり、「働きやすい職場にしよう!」と伊東さんに言われて、「あ〜、ほんとにそうだな」って思って、それをヒントに仕組みを作ったり体制を作ったりというマネジメントはできるけど、「楽しくて来たくなる会社にしよう!」っていう想いが及びにくいんですよね。だから2人で組ませてもらってよかったなと思います。実は管理職になりたいと思ったことはこれまで1度もなくて、自由に1人で仕事をするほうが向いていると思っていました。でも評価されて任せていただいているので、そうあるべきなんだと思って挑戦してます!

伊東
バリエーションですね(笑)

平川
そうね。ずっと手探りでやっているので、他社がやっていることをヒントにしたりもしてる。大変だけど、今こうしてマネジメントをできているのは、2人だからかも。伊東さんがいいなった思ったことを私が具現化する関係性に近いですね。

伊東
そうだね。でも私は「こういうのいいな〜」って意見出す程度ですけどね(笑)

平川
違う考え方なんだというのが擦り合ってきて、こんな関係性になりました。ニコイチ(2人で1つ)だから頑張れる!という感じですね。

伊東
役割分担を無言でできるのが良いですよね。課題を渡されたときに、私はここに注力するんだなとか、平川さんはここをやってくれるだろうなっていうのが自然と分かるんですよね。不得意なことを埋め合っているという感じ。お互い自然に意識して学び合っていると思います。管理職になっても得意不得意を埋め合って自分らしく働けていると感じています。
 

仕事のやりがいを教えてください。

伊東
プロデューサーとしては、やっぱりクライアントに喜んでもらえたときや感謝の言葉をいただいたときに一番やりがいを感じますね。

平川
私もそう。もちろん喜んでもらうためには、改善できないといけなくて、そのために考えたり悩んだり、試行錯誤した結果、失敗に終わることもあるけど、改善が成功につながったときはやりがいを感じます。

伊東
マネージャーとしては、部署のみんなが楽しんで仕事ができていると感じられるときかな。みんなこの仕事が好きで入っているので、そういう仲間と一緒に仕事ができるのはやっぱり楽しいし、モチベーションが下がって辛そうにしている人がいると自分も悲しい。

平川
そうですね。私も先輩として新卒で入った社員が成長していく姿を見ると嬉しいしやりがいを感じます。自分も新卒入社なので辛さはわかるし、でも期待もしています。成長させないといけないって思うから厳しくすることもありますけどね。

伊東
そうだね、だからこそ新卒ではやく辞めてしまうとかなり辛いよね。乗り越えながら、部署の環境を改善していきたいと思いますね。

ハードで、スピードが速いWeb業界で、女性が活躍することについて。

R&D事業部平川・伊東

伊東
ハードだけど、私は個人的にはスピードについてはあまり感じないんですよね。コンサルの考え方も根底にある思想は大きくぶれたりしないので、基本さえ忠実に押さえて、しっかり考えれば大丈夫です。もちろんWebなのでトレンドを追う必要はあるけど、どちらかと言うとペンシルはおもてなしの想いを持ってモノを売るという、商売人だったらみんな持っているような考え方を大事にしていて、男女関係なく働きやすいと思います。

平川
代理店などのパートナーや、メーカーなどのクライアントのWeb担当者はやはり女性も多いと思いますよ。ペンシルも5割は女性ですしね。

伊東
そうだね。仕事のなかで、男だから、女だからと考えることはないよね。

平川
女性の活躍というとよく言われるのが、結婚や出産のことですよね。他の業界と比較して考えると、前線でバリバリ働いている人は、例えば産休・育休で、ある一定期間退くと、いざ戻るとなったとき大変な業界かも。働いている私たちは、いつものことなのでそんなにスピードは感じないですが、新しいテクノロジーやツールがどんどん生まれる業界なので、退く期間が長ければ長いほど、わからなくなるかもしれません。もちろん本当にそれが好きで、休職中も情報を追っていれば大丈夫だと思います。私たちは、今は2人とも独身の1人暮らしだし、家に誰か待っているわけでも怒られるわけでもなく特に制約がないから、“女性として”という概念で働いていないんですよね。いつか結婚して子どもを産みたいと思うけど、どうしたらいいかわからない(笑)

伊東
ね!教えてほしい(笑)

平川
今って婚期も遅いし、ペンシルでも私たちよりも年上で結婚していない人も少なくない。違う職種だと時短とか在宅勤務の女性もいるけど、フロントプロデューサーでは過去も含めてかなり少ないんじゃないかな。だから、何が正解なのか、どういうやり方が上手なのかまだわからないです。フロントで働く女性のモデルケースが少ないので、自分がその例になれたらいいなって思いますね。入社したとき、30歳まではばりばり働くぞ!と決めていました。もう32歳になるけど、あんまり変わってない(笑)結婚・出産したとしても、ペンシルはいろんな働き方を認めてくれるので、形は違っても活躍できるフィールドはあると思います。

伊東
私の場合、働き方で大事なのは、ただただ面白い仕事をしていたい!ということ。早く帰れなくても、きつくても、面白い仕事ができていることが大事!ルーチンワークにはまったり、充実してるなと感じられないと辛いです。たまに全く違う仕事ができるのが息抜きになって楽しくて、「仕事」と「プライベート」というより、仕事の中でバランス作りたいタイプです。仕事が9割になっても大丈夫。仕事の楽しい部分を趣味にしている感じです(笑)

平川
私は伊東さんみたいなハマり方ができないので今日は帰る!って決めたら帰りますね。(笑)

伊東
仕事の区切りのつけ方が分からないから、どうやっているのか聞きたいです。

平川
私は区切ることで集中したいんですよね。優先順位つけて、これが終わったら帰る!って決める。大体横槍でいろいろ入ってくるので、溢れることの方が多いけど、集中が途切れて今日無理だ!というときもあるし、帰れるときは帰るというのを大事にしたいと思っています。
 

プライベートの過ごし方は?

R&D事業部平川・伊東

伊東
最近料理にはまりだしました。一人暮らし始めたから楽しくて!

平川
何作ってるの?

伊東
肉料理!たくさん作って冷凍する感じですね。あとは常備菜を大量に作るのも楽しくて。で、食べないで余らすっていう…(笑)

平川
そうなんだ。私は旅行ですね。日本も海外も行ってます。仕事のメンバーで行ったこともありますね。

伊東
旅行、行ったよね!有休も昔に比べて取りやすくなったと思います。「とる!」って決めたらとるみたいな。

平川
やっぱり“決め”の問題だよね。最近わかってきたけど、私は、日々のプライベートの時間が1日4〜5時間は必要で、本を読むとか、溜まったドラマ見るとか、お風呂に長時間浸かるとか、何かしら自分の時間がほしいので、もっと早く帰りたいです!仕事もそうだけど、自分を律しようと思っても結局自分を甘やかしてしまっているんだと思います。自分ひとりで終わらない仕事の方が多いから、人への依頼は早くしたり、進捗管理をしたり。そういう積み重ねによって効率は良くなると思う。クオリティを上げるなら、締め切り自体を早めるとか、確認するタイミングを増やすとか。ぎりぎりまで考えるのも大事だけどもっと前にチェックを入れれば、もっとクオリティ上がると思う。クオリティも上げて、プライベートも充実させられるチームになりたいですね。
 

今後の課題や目標を教えてください。

平川
仕事では、効率化できるところは効率化していきたい。もちろん、仕事が楽しくて没頭するときは、夜中まで働いていいと思うし、そこは個人によって選べるように許容して、自由度を決められるようにしたいですよね。

伊東
私はスタッフの長所を長所と捉えた働き方ができるような環境を整えていきたい。ペンシルのコンサルフローの基本から脱却できる人をもっと増やしたいですね。中には狭い範囲で収まろうとしているスタッフもいて、「ここ良いんだから飛び抜ければいいじゃん!」「ここは省けばいいじゃん!」っていう、凸凹でも結果が平均的に高いレベルのパフォーマンス集団になればいいと思う。そうしていきたいし自分もそうありたいですね。施策もだし、クライアントとの付き合い方でも、タスクの管理に関してもそう。レスひとつにしても強みを見せてほしい。自分をプロデュースしていってほしいって思います。それをマネージャーから実践していかないといけないなって思います。プライベートで言うと…、

両名
結婚する!(笑)

平川
バリバリ働いて、結婚後も楽しそうに働いている例を見せる世代になっていきたい。子ども生まれたから休むという働き方でもいいし、在宅でがっつり仕事してもいいと思うんですよね。実際に結婚して「早めに帰る!」って宣言して実現しつつある人もいるし、仕事は続けてるけど楽しそうだねって思われるパターンを増やしたいなって思います。子ども小脇にかかえて仕事してもいいし。会社に子ども連れてきたりして(笑)

伊東
いやいや、それは(笑)

平川
Web業界は、場所によらない仕事ができると社長も言っているけど、まだまだ縛られていると思うんですよね。例えば、「1年くらい海外に行くので、海外で仕事したいです!」っていう人が増えてもいいと思うし、台湾オフィスの吉本さんだって「台湾で生活したい!」って決めたからそうしているだけで、場所によらず働けるはずですよね。

伊東
結婚して子ども作りたいというのは同じだけど、私はどうかな〜。1つのことを極めたいタイプだから、子どもができたら、子育てのノウハウをすんごい貯めて専念する方向にいくだろうな(笑)人によって価値観違うよね。やっぱり人によってパターンを見せていきたいね。

平川
そうだね。

働く女子へメッセージを。

R&D事業部平川・伊東

伊東
ペンシルも含め、会社の働き方や規則やルールって男の人メインで作られていると思うんですよね。それに割って入っていいと思っていて、則ろうとするから歪が生まれるんだと思います。違うと思ったら違うと発言していいし、男性用の服を無理やり着ている感じなので、女性らしく柔軟な飾り方ができるはずなんですよね。ペンシルはそれができると思う。逆に視点を変えれば、女子なりの楽しみ方って、いかようにも作れると思うんですよ。例えば、出張多くて大変だけど、東京で空いた時間で買い物できたりするのは楽しいし、美味しいごはんも食べ行ってるよね。

平川
うん、そうだね。結構行ってるよね(笑)

伊東
これって女子ならではの働き方だと思うんですよね。女子なりの楽しみ方を作らないといけないって思うと大変な気はするけど、縛られなければ楽しいよね。

平川
そう思う。それに、自分で決めてそれを実行していけば、充実できるんじゃないかなって思っていて、ただ女子のほうが、その決めないといけないタイミングが多いだけなんじゃないかな。例えば結婚するって決めたら、そのために今の仕事をどうするべきか考えて思い切って変える!みたいに、もっとしっかりライフステージや、働き方を強い意志で決めてしまえば、そうなっていくんだと思うんですよね。結構流される人って多いと思います。私にできることならやりますっていう感じに。もちろん「やってみてと言われたことをやってみる時期にする!」とか、「やりたいことや得意なことを深める年にする!」とか色んな時期があっていいと思う。そうすると、もっと働きやすくなると思うんですよね。いつまでも流れに身を任せると女性は働きにくさを感じてしまうのかなと思います。結局“決め”の問題で、結婚も・出産もそう。自ら有休とって旅行したりすることもそうだし、働く時間を何時まで!って決めるのも同じことだと思います。とにかく強い意志で決めてしまって実行すればいいんだと思う。

伊東
私、ゆるく考えてたな。仕事は引き際だけ考えればいいかと。

平川
どうなりたいかのステージをしっかり考えるんだよ!

伊東
仕事の原動力が違うから考え方も違うのかもね。私の場合、原動力が「楽しければいい!」だから。

平川
そういう点も含め、それぞれが自由に選んで働ける会社にしたいよね。ペンシルならそれができると思うし。まずは私たちで事例を増やしていくことですね。シャープナーがそういうモデルケースになるといいなと思います。
 

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