P卒 ペンシル卒業生インタビュー

根性+ロジックの「ザ・ペンシル」

2015.11.30

根性+ロジックの「ザ・ペンシル」

- 株式会社アクティブノート 代表取締役社長CEO 長瀬 葉弓

「お世話になった福岡に学校と研究所をつくる」という思いでペンシルを創業してから20年。ペンシルという「学校」は、これまでに多くの卒業生を送り出してきました。創立20周年を機に、ペンシルで学んだことを次のステージで活かし、活躍されている卒業生の今を紹介します。
今回は、ペンシルを卒業後に起業し、「集めるのではなく集まる集客を科学式に」をモットーに、『集まる集客』の戦略プロデュースを行う株式会社アクティブノート代表取締役社長CEOの長瀬葉弓氏にインタビューしました。

Q.在籍期間とペンシルに入社したきっかけを教えてください。

私は、2006年から2009年の約3年、ペンシル東京オフィスの東京営業部(現:AP部)に所属していました。もともと「Webプロデューサー」になりたくて、20社程面接を受けたんです。その中で、求人サイトで見つけたペンシルの面接を受けました。そしたら、面接の翌日に開催されたペンシルのセミナーに誘われて、セミナーを聞いて「これがやりたい!」と思ったんですよね。前職はパソコン教室のフランチャイズ本部で自社のWeb担当をしていました。でも、事業主側のWeb担当だと、企画するのは社長とか部長だったりしますよね。ただ言われたものを創るのではなくて、考えて企画創造する側からプロジェクトに関わりたくて、普通のデザイナーやプログラマーではなく、Webの力で戦略的に相手を勝たせるというWebプロデューサーという仕事がしたくなったんです。

Q.ペンシルでしていた業務内容を教えてください。

5クライアント程担当していました。現在のペンシル東京オフィスの役割は、新規クライアントの窓口という役割が大きいようですが、当時は新規クライアントの窓口は当然のこと、プロデューサーからディレクションまで全て担当していましたね。基本的に、覚田社長がセミナーを行い、それについていって、セミナーでお会いしたお客様のお話を伺い、受注に繋がればそれがそのまま自分の担当になるといった感じです。もともと私は人と話すのが嫌いなタイプで、美容院でも話しかけないでといった感じでした(笑)もちろん、人前で話すなんて絶対にできない!と思っていました。でも、覚田社長と一緒にクライアント訪問をして、少しずつ自分でもプレゼンするようになって、商談をしてクロージングに持っていって・・というペンシルでの経験があって、現在では年間140回以上のセミナーで講師をしています。そういう風に私を変えてくれたのはペンシルですね。

長瀬葉弓

Q.ペンシル在籍時は子育て中。何か特別な働き方は?

子どもが3歳と8歳のときにペンシルに入社して、私はきっかり17時の定時で帰っていましたね。面接時から定時帰社の話をして、受け入れてくれたのがペンシルだけだったんです。面接を受けた20社のうち、ペンシル以外は、残業ができない・プロデューサー未経験・子育て中という理由で、全部断られました。色々な人にチャンスを与えたいというペンシルの発想がなければ、私は雇ってもらってなかったでしょうね。私は定時で帰ってはいましたが、売上はナンバーワンだったので、何の後ろめたさもなかったですね。逆に「なにか?」みたいな(笑)でも、週1回だけは残業デーを設定して、思う存分残業していました。売上や成果をあげるチャンスがあるので、残業できることがどれだけ幸せか、残業できてラッキー!と思っていました。

Q.独立・起業のきっかけを教えてください。

まずは、新しいことをもっと自分の裁量でやりたいと思っていたときに、ペンシルに入る前にお世話になった方に誘われたこともあり、ペンシルから転職をしました。そして、転職後の会社の社長にもいつか独立したいという話はしていて、何度目かのそういう話になったとき「辞めてもいいよ」と言われ、まだ正式に辞めるとも言ってないのに、3日後には「経営会議で長瀬さんは2ヶ月後に辞めること決まったから」と(笑)退職が決まっちゃったから、やらざるを得ない状況でしたね。社名も考えないといけないし、サービスもなにもない状態からのスタートでした。独立するならオフィスを使ってもいいよという方がいたり、仲間や師匠との出会いもあって、独立することができました。

Q.アクティブノートについて教えてください。

長瀬葉弓

「集めるのではなく集まる集客を科学式にする」個人起業家のためのビジネスプロデュース業を行っています。人に教えるシゴトをしているコンサルタントやサロン経営者にオリジナルビジネスを構築するメソッドを教えています。広告費を使わずに仕入れもない状態で可能なビジネスのプロデュースを行っています。その商品の、露出→認知→共感→信頼→教育→証明(お客様の声)といった人の心を動かす集客ルートを構築し、未来のお客様=ファンを創るのが私の志事です。会社組織だと動きが遅いけど、個人起業家なら、企画創造からテスト、リリースまでを3ヶ月で繰り返すことができます。私がこれまでに、プロデュースした個人起業家で月商7桁を実現した事例は51事例にもなりました。

株式会社アクティブノート

Q.ペンシルのいいところを教えてください。

仕事にかけるこだわりと情熱でしょうか。東京営業部は7〜8人いたんですが、サイトオープンのために「今日は祭だ!」と言って、みんなで徹夜したりしたのを思い出します(笑)ペンシルの社員は、自分のこだわりをもって、仕事を楽しんでやってますよね。男性でも女性でも困ってる人がいればみんなで手伝うし、その先のお客さまのことを考え、いい仕事をするために寝ないででも楽しみながら頑張る。退職してみて、ペンシル社員の情熱を痛感しましたね。そこまでこだわって仕事をしてる人はいないし、私がペンシルにいたときはそれが普通だと思ってたんです。そういう環境が素晴らしいですよね。責任がともなう仕事なので、生温いことしてたら、コンサルティングはできないですしね(笑)

Q.あなたにとって「ペンシルらしさ」とは?

「成功シート」にみるようなロジックがあって、かつ人を思う気持ちがあるところですね。どちらかだけの会社や経営者が多い中、努力と根性、そして理論と理屈がちゃんと共存してる。ペンシルで石垣島に社員旅行に行った際、覚田社長が「君はザ・ペンシルだ!」と言ってくれたんです。長瀬にはロジックと根性の両方があると。嬉しかったですね。「もともと内勤タイプだったのに、仕事を穫ってくると嬉しそうな顔をしてる。君は狩人タイプだ」とも仰ってましたね。色んな会社から受注が増えだしたとき、同僚も「トップ営業マンですね」と言ってくれて、そんなことを言われたのは人生初で。私の場合は、営業しようと思ってやっていたわけじゃなくて、お客さまのサイトを改善したいという思いで企画提案を繰り返して、結果的に売上がついてきた感じでしたね。

Q.最後に一言。

現スタッフにも独立を考えている方はいらっしゃると思いますが、もしそうなら、まずはペンシルで今の仕事をやりきってください!必ず未来の人生を変えるほどの実力がついているに違いありません。私もペンシルには本当にお世話になりました。実は、覚田社長やペンシルという学び舎への感謝の気持ちをビデオメッセージで撮影しましたので、ご覧ください!