P卒 ペンシル卒業生インタビュー

人生を変えた上司との出会い

2016.05.09

人生を変えた上司との出会い

- 株式会社セプテーニ 第三アカウント本部 第二営業部 マネージャー 上野 佑

「お世話になった福岡に学校と研究所をつくる」という思いでペンシルを創業してから20年。ペンシルという「学校」は、これまでに多くの卒業生を送り出してきました。創立20周年を機に、ペンシルで学んだことを次のステージで活かし、活躍されている卒業生の今を紹介します。
今回は、ペンシルを卒業後、ネット広告代理店に転職し、広告販売などを担当する株式会社セプテーニの上野佑氏にインタビューしました。

Q.在籍期間とペンシルに入社したきっかけを教えてください。

2007年3月から2010年9月までの約3年半在籍していました。元々、福岡のシステム会社で働いていたんですが、大規模過ぎて自分がどんなシステムを作っているのかが分からなかったんです。自分がやっていることがちゃんと世の中に出て、目に見える形で残る仕事がしたいと思っていました。僕は福岡出身で福岡が大好きなので、福岡に本社をおきながら全国規模で事業を行っているIT企業を探して、ペンシルを知りました。探していた条件に合っていたのと、サイト制作という目に見える仕事もしているし、しかもただ制作するだけじゃなくて、研究開発をしてそれに基づいたコンサルティングを行っていることに惹かれて応募しました。

Q.ペンシルでしていた業務内容を教えてください。

上野佑

最初は福岡営業部(当時)に配属されました。九州のクライアントを担当していて、プロデューサーとして分析や企画提案を行い、ECサイトの制作に携わっていました。そんなとき、当時R&D事業部にいた倉橋さん(現:取締役COO)と業務で関わることがあって、倉橋さんが東京や大阪などの大きなクライアントを担当されている姿やその仕事ぶりに惹かれ「この人と一緒に仕事がしたい!」と思ったんです。直談判の結果、R&D事業部に引っ張ってもらいました(笑)R&D事業部では、プロデューサーとして東京、大阪、名古屋のナショナルクライアントなどを担当させていただき、毎週、覚田社長や倉橋さんと出張していました。

Q.ペンシルのいいところを教えてください。

僕は覚田社長と倉橋さんを尊敬しています。覚田社長はアイデアが豊富な方なので、その場の思いつきで発言しているように見えるのですが、実はちゃんと物事の本質を見抜いているんですよね。そうした物事の捉え方を側で見て学び、僕自身も鍛えられて成長することができたと思っています。倉橋さんは、僕の資料作成が夜中までかかってしまっても、夜中でも朝方でも起きてチェックし、赤入れをしてくれました。基本的には任せてくれるけど、ちゃんとフォローも案出しもしてくれて、周りを巻き込んでくれる。僕の仕事の仕方は倉橋さんからすごく影響を受けていて、今でも「こういうとき倉橋さんだったらどうするだろう?」と常に考えています。今の僕があるのは倉橋さんのおかげだと言っても過言ではありません。怒られたことも多かったですけどね(笑)覚田社長や倉橋さんの側で仕事ができ、考え方や働き方を学ぶことができるところが、ペンシルの素晴らしいところだと思います。

Q.セプテーニ様へ転職したきっかけを教えてください。

上野佑

ナショナルクライアントなどを担当させていただく中で、僕自身ももっと大きな組織で働いてみたいという気持ちとインターネット広告代理店で働きたいという気持ちが芽生え、転職を決意しました。複数社の面接を受ける中で、セプテーニは、「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」の3分野に注力していて、スマートフォン広告やソーシャル広告ではトップクラスの実績があり、また、海外では、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、ソウル、ハノイに拠点を展開していて、広告の運用だけでなく、クリエイティブ制作やCRMなど、総合的にネットマーケティングサービスを提供しているので、ペンシルでの経験を活かせると思いました。また、当時の福岡支社長と話しをした際、その人柄に惹かれ、セプテーニに入社を決めました。

Q.セプテーニ様での業務内容について教えてください。

入社してから約5年間九州のお客様を担当後、現在は関西で 広告販売をメインで行っておりますが、CPAを合わせるために分析もするし、バナーやLP制作、CRMの提案も行っています。クライアントの言いなりになるのではなく、クライアントのことを思って本当に必要なものを提案するというペンシルで学んだコンサルタントとしての基本の動きをもとに、最適な提案ができるよう常に全力を尽くしています。

株式会社セプテー二

Q.あなたにとって「ペンシルらしさ」とは?

ペンシルは動物園みたいだなと思います。色々な人がいて、「個」が輝いてる。例えば分析に長けた人、制作が得意な人、システムといえばこの人、みたいにそれぞれにプロがたくさんいて、みんなの得意分野の知識を結集しながら協力して、いい資料やサイトを作り上げていました。後は、妥協せずにやり抜こうとする姿勢がペンシルらしいかなと思います。朝方まで資料を作成して、朝7時の便で東京にいくというような日もありましたが、苦ではなかったんですよね。それに、僕より上の人が本当によく働くんですよ!もういいでしょ!っていうくらい(笑)僕はそれが悔しかったし、フォローしたいと思ったので、負けるもんか!と働いていました。

上野佑

Q.最後に一言。

ペンシルでやっていることは一流でどこでも通用する力が身に付くと思います。また、チャンスと環境を与えてくれる会社なので、やりたいことがあればもっとアピールするといいと思います!僕はセプテーニでもペンシルで学んだコンセプトワークなどをさらにブラッシュアップして広告運用の効率を上げるために活かしていきたいと思っています。まだまだ道半ばではありますが、いつか覚田社長や倉橋さんにもっと自分自身が成長した姿を見せたいですね。覚田社長がよく「恩送り」と仰っていましたが、僕もペンシルで学んだことをメンバーに伝えて優秀な人材を育てていきたいと思ってます。そうすれば覚田社長も倉橋さんにも喜んでいただけるのかなと思っています。