PENCIL DIVERSITY ペンシルダイバーシティ経営

LGBTを個性として尊重していくために

2015.08.26

LGBTを個性として
尊重していくために

- ダイバーシティ・モチベーター あなたの のぶゑ

20周年を機に、一番の財産である「ペンシルで働く人」をもう一度見つめ直す。
ペンシルは、それぞれの人材がその能力や個性を活かして生き生きと働くことができる環境整備を進め、多様で自由な発想を持って生産性を向上することで、自社の競争力強化につながる価値創造を行うため、ダイバーシティ経営を推進するプロジェクトを立ち上げました。
今回はLGBT当事者として、同性婚/LGBT婚カップルのサポートや事業者へのLGBT婚セミナーを行う団体「MarriageRings 4 LGBT」の代表も務め、ペンシルでダイバーシティ・モチベーターとして活躍する「あなたの のぶゑさん」にインタビューしました。

普段はどんな仕事や活動をしていますか?

福岡でレインドロップという技法のエッセンシャルオイルを使ったヒーリングサロンを経営しています。また、私はLGBT当事者として、同性婚/LGBT婚カップルのサポートや事業者へのLGBT婚セミナーを行う団体「MarriageRings 4 LGBT」の代表も務めています。他にもパレードやフェスタなどをとおして、明るく開かれた社会を目指す「九州レインボープライド」にも携わっています。

あなたののぶゑ

ペンシルと関わるようになったきっかけは?

私の同郷の先輩から、ペンシルが社員のストレスを緩和したり、悩みや想いを聞いたりするような人を探しているからと紹介されました。私のサロンで「トークヒーリング」をしていて、普段から相談などをよく受けるので、そういうことから声がかかったようです。最初はびっくりしましたよ!このような企業の場合、産業カウンセラーなどをつけるのが普通だと思うので、本当に私でいいのですか?という確認はたくさんしました(笑)そしたら、そこまで堅苦しい人を探しているわけではないということだったので安心しました。

ペンシルではどんな活動をしていますか?

週1回、オフィスにお邪魔しています。活動内容としては、まずは社内ラジオ『のぶゑとシュージの人生バラ色♡』のパーソナリティですね。あとは、社員の方達との心の交流ということで、一緒にランチに行ったり、悩み事や相談を聞いたり。悩みを相談するのは、相手を信頼していないとできないことなので、これからもっと活動して、信頼関係を築いて、私から相談事などを引き出せるような状況をつくっていきたいですね。また、最近は、ペンシルがダイバーシティの推進活動を本格的に始めたので、「ダイバーシティ・モチベーター」としてそのお手伝いをさせていただいています。

あなたののぶゑ

ダイバーシティ・
モチベーターとは?

LGBTを含め、ダイバーシティという言葉自体がまだ一般に浸透していない状況ですので、ダイバーシティに関するセミナーなどをとおして、まずは社員の意識(モチベーション)の部分から変えていくということで活動をしています。

ダイバーシティ・
モチベーターとしてのやりがいを教えてください。

世間的にも「ダイバーシティ」や「LGBT」といった言葉が聞こえだしたのが最近なので、まだまだ未知の世界のことだと思います。福岡、九州の先駆者のような感じでペンシルのお手伝いができるのはありがたいですね。もしペンシル社内にもLGBT当事者などが存在するのであれば、働きやすい環境をつくるお手伝いができるのではと思っています。

ペンシルのいいところを教えてください。

会社が閉鎖的ではなく、なんでも寛容に受け入れようとする姿勢があるところですね。そこが他の企業とは違うと感じています。ペンシルには約120名の社員がいると聞いていますが、母体が大きくなると、組織が固くなってくるというか、新しいものを受け入れ辛くなったりするものですよね。でも、ペンシルに関わって感じるのは、会社が大きくなろうとするところと、固くなるところが比例せずに、大きくなるからこそ、もっと新しいことを取り入れようとする柔軟さ。素晴らしいですね。

ペンシルの課題は?

これからペンシルはもっと大きくなると思いますので、これまでのように風通しのいい環境をどう維持するかが課題だと思います。新しい芽が出てくることは大きな発展にも繋がると思いますので、そういう意味では、社内起業塾などのスキームをつくって組織を活性化したり、ペンシルアカデミーがやっている海外インターンシップ制度の社内版をやってもいいと思う。

最後に一言。

いままでにたくさんの方と接してきた私として感じるところは ペンシルは革新的な会社だということです。いま一番新しい出来事を素早く吸収し、業界の最先端を追及する。また、人材育成にも力を注ぎ、福岡が活性するための活動をして、それが自社の発展にも繋がっている。いま、企業として大きく躍進を遂げようとしている段階で、普通なら硬質化が始まるようなところも柔軟に変化しています。また、自らの努力をそのまま評価をしてくれる。そんな会社を私は初めて見ました。ここで力を発揮することができるペンシル社員の方達は幸せではないかと思うのです。

この他の一人ひとりの能力を最大化し、価値創造につなげるペンシルの「ダイバーシティ経営」

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