おたくあがり

S氏は "理"系。

2026.04.01

S氏は "理"系。

S氏からラブレターをいただいた。
このおたくあがりインタビューのお礼だというではないか!?
50年ぶりの手描きのラブレター!!
この誌面を借りてお返事をする。

S氏は 理系。

親愛なるS氏へ

お手紙を感謝。
S氏が、いつも謎の男に見えていた"理由"がわかったよ。
大学で学んだ専門は「音響設計」って、如何にもじゃん…。
"音は、波だから"物理"なんですよ"って言う言葉に、
惚れてしまいました。

さらに趣味が"料理"って!!
料理本『吉兆味話』には、いくつもの付箋が…。
ワタシのためのエピソードを用意してくれたんですね。

"料理"は単なる作業ではなく、
相手の好みを考え、喜びを想像して作る
「愛を土台にしたコミュニケーションツール」であると
体現してくれたね。
大名でBARの店長をやっていた
という職歴も合点が行きました。

"物理"を勉強して、
"料理"を趣味に、
いまではペンシルの"経理"になっている。

S氏の人生には、ぜーんぶ
"理(ことわり)"があるんだよ。


ワタシに手描きのラブレターをくれたのも、人の心を動かすS氏の"道理"なのですね。
非合理が、結果的に人間の合理を生むという原理を知っていなきゃできないことですよ。
ホントにありがとう!!

ラブレターの最後に「老いをどう受け止めたら良いか!?」って相談があったので答えておきます。
人間さまは、老いて死んでいきます。致死率100%です。
そんでもって、完成に辿り着くことなく、途中で死んでいきます。
老いは、ただの途中です。途中で笑って、途中で泣き、途中で乾杯です。
それ以上でも、それ以下でもありません。それが、命の"真理"なので恐るるに足りません。
"理系"のS氏ならわかるはずです。

また、鮨でも喰いながら理(ことわり)を語りましょう❤️


有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役
株式会社キナックスホールディングス 会長
中村修治