PENCIL DIVERSITY ペンシルダイバーシティ経営

海外からの挑戦者も歓迎

2015.08.20

海外からの挑戦者も歓迎

- 福岡オフィス 経営企画部 社長秘書 Léo Fouchault / レオ・フショー

20周年を機に、一番の財産である「ペンシルで働く人」をもう一度見つめ直す。
ペンシルは、それぞれの人材がその能力や個性を活かして生き生きと働くことができる環境整備を進め、多様で自由な発想を持って生産性を向上することで、自社の競争力強化につながる価値創造を行うため、ダイバーシティ経営を推進するプロジェクトを立ち上げました。
今回は日本を愛するフランス生まれの挑戦者「Léo Fouchault(レオ・フショー)さん」にインタビューしました。
(*インタビュー内容は取材当時のものです)

レオ・フショー

どうして日本に来たのですか?

私はパリ生まれのボルドー育ちです。大学で修士課程の勉強をしていたとき、1年間岡山で交換留学をしました。そこで完全に日本に惚れてしまいました(笑)フランスにはない、日本の絶妙な平和のバランスが心地よかったですね。交換留学終了後、フランスに戻って改めてフランス人の会話を聞くと、文句ばかりなんです。文句はフランス人の国技と思えるくらい(笑)そういう意味でも日本が恋しくなり、大学院修了後、再来日で福岡に来ました。海外での日本のイメージはアニメとか漫画だったりしますが、実際に来てみるとそれ以上に素晴らしい事がたくさんあります。人生で一番成長できたと感じるのも岡山での1年間です。

ペンシルに入社したきっかけは?
現在どんな仕事をしていますか?

前職でフリーペーパーを発行する会社に勤めていて、そこでペンシルのことを知りました。知っていくうちに、ITやWebコンサルティングという仕事に興味が出てきて、ちょうど前職との契約が終わったこともあり、ペンシルに入社したいと思いました。現在は、経営企画部で社長秘書として仕事をしています。社長と一緒に会議に参加して、議事録を取ったり、スケジュール調整をしたり、また、プレゼン資料の作成などをしています。あとは、海外に関する調査とセミナーなどのイベント運営ですね。社長と一緒に行動することで、福岡のIT企業などとのネットワークと知識が広がるのが素晴らしいですね。また、ペンシルのグローバル化を推進する上で、私が役に立つことができる部分があると感じるので、もっと自分自身を活かせたらいいなと思います。

外国人として仕事をする上で、
困ったことや大変と感じることなどはありますか?

やはり、時々日本人と考え方が違うなと感じることはあります。でも、私は日本に3年半いますし、それを受け入れることができるので、決して問題ではないですね。フランス流はこうだからこうするべきだ、というのは好きじゃない。日本に来て日本の仕事をするなら、日本の文化に従うべきだと思うし、それが社会人としてのマナーだと思う。日本語に関しては、時々読めない漢字なども出てきますが、いまはすぐに調べることができるツールなどもあるので、ハンディキャップにはなっていません。

ペンシルのいいところを教えてください。

LGBT支援など、ダイバーシティ経営を推進していて素晴らしいと思います。フランスでは同性婚が認められています。世界でもそのような動きが活発になっているのに、日本だけ遅れたままというのはよくない。そう言う意味でも、ペンシルはとても「open-minded」だと思います。私も外国人という意味ではダイバーシティ当事者の一人ですが、それはいま現在の話で、今後ペンシルは、もっと外国人社員が増えると思いますし、その手伝いもしたいと思っています。あとは、オフィスがカラフルで明るくて、職場環境が素晴らしいです。以前勤めていたIT企業は、カーテンがいつも閉まっていて、窓から緑が見えるなんてことはありませんでした。また、人も親切。問題があればすぐに助けを求めることができる環境で、それに応えてくれる人がいます。

ペンシルの課題はありますか?

やはり英語ですね。世界とビジネスをするのであれば、専門的な用語は要らなくても、簡単な挨拶などは英語でできた方がいいです。英語を勉強したくないと言う人に無理やり押し付けるつもりはありませんが、英語に興味があるのに何もできない状態はもったいないので、そういう部分もサポートしたいと思っています。実は、そういう人が結構いるということがわかったので、今、英語ランチも開催しているんですよ。一緒にランチをしながら、私が英語のレッスンをするというものです。いつか、それをよりアカデミックな内容にして、社内で英語講座を開きたいと思っています。

レオ・フショー

あなたにとって「ペンシルらしさ」とは?

英語で言えば、「simple, yet complicated(シンプルだけど複雑)」というところですね。例えば、セミナーなどでペンシルが外に向けてWebサイト改善ノウハウなどを発信するときは、すごく分かりやすい言葉で親切に教えています。だから簡単に見えるのですね。でも、実際はその裏に20年間で培ったノウハウと知識がたくさん詰まっている。簡単に見えるのに、その外見とは違って、中身はすごく複雑です。あとは、「accessible」、つまり、近づきやすい、親しみやすいというか。ペンシルアカデミーではYouTube上で売上アップのノウハウを無料で公開しています。それは中々出来ない事だし、素晴らしいと思います。

最後に一言。

周りの人が私の事を見る時に、日本語が上手な外国人としては見て欲しくないと思っています。「外国人」という壁を越えて、ビジネスマンそして世界人として見て欲しいです。ただ、自分の能力を活かすという面では、フランス人であることや、英語教育の経験、そして言語能力を活用して、海外に関することに携わっていきたいですね。具体的には、海外インターンシップ制度の参加者のスーパバイザーになったり、海外のクライアントに直接会って、英語やフランス語でペンシルのサービス内容をプレゼンしたりしたいです。また、今後入社する外国人社員には、私の経験をもとにしたアドバイスをしたり、外国人として日本で暮らす上での悩み相談などにも乗れる人になりたいと思っています。

この他の一人ひとりの能力を最大化し、価値創造につなげるペンシルの「ダイバーシティ経営」

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