2018.09.21
「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。
ペンシルにどっぷり浸かった個性豊かな学生が、一体何を学び、どんなことを感じたのかを紹介する「ぴぃ学」。今回は、昨年に引き続き2年目となった北九州市立大学の学生による台湾オフィスでのインターンを紹介。どんな想いでインターンに参加したのか、どんな成果があったのか。堀江優紀さんと皆川果穂さんの声をお届けします。
学校の授業でコンサルティング会社を呼びたく先生にいくつか提案したところ、福岡にもこういう会社もあると教えてもらったのが「ペンシル」でした。実際にペンシルを呼ぶことができ、当日は司会もさせていただいたときに台湾インターンがあることを知りました。
もともと、データの分析や答えの決まっていない課題を解決するのが好きだったので、コンサルティングという仕事に興味がありました。また、海外という普段の生活と異なる環境の中で自分がどのくらいやれるのか、自分を試してみたいと思ったのでインターンに参加することを決めました。
授業でペンシルの仕事内容などの話を聞いて興味を持ったのがきかっけです。それまでは全く違う業界を目指していたので、コンサルティングについての知識は乏しい状態でしたが、自分の足で新しいものを作っていくというところに惹かれて挑戦しました。また、海外ということで、語学も含めて新しい発見を求めて応募しました。
好奇心旺盛で新しいもの好きな人が多い!特に家族を大切にする!
公用語は中国語(繁体字)だが、発音に違いがある!
鬼月(拜拜)など旧暦に沿った行事が多い!お寺の門は電光掲示版!?
外食文化で屋台が多く、朝から外食。料理は日本に比べると薄味。食事中はあまり水分を取らず、食後にドリンクを買いに行く人が多い
日本のような左側通行、歩行者優先ではなく、台湾は右側通行で車優先。バイクが多く、運転が荒い!
日本の商品がけっこう多い!レシートが宝くじになっている(2ヶ月ごとに発表され、1等は約1000万元)。コンビニやパン屋でもICカードが利用でき、支払いがとても簡単
インターンシップ開始までに事前課題が出ていましたが、最終的な課題は現地で発表されました。台湾に着くまでドキドキです!
今回の課題は・・とあるペンシルのクライアントに関連するサービスを訪日台湾人がどのように使うのか、その動向を調査し、調査結果を踏まえたウェブサイトの改善策を出す、というもの。
事前課題については、できるだけ多くの情報を集めた方が後々楽になります。到着して課題が発表されると、調査方法を決めて具体的に企画を出すまでのスケジュールを組んでいきました。
台湾人の動向は台湾人にきく!ということで、路上アンケートを実施することに。まず何を聞きたいのか設問をたくさん出していき、そこから本当に聞きたいことを絞っていきました。それらを台湾語に翻訳し、言い回しや文法などの難しいことろだけ台湾人のスタッフの方に確認していただきました。
《反省点》
最終確認が甘く、途中で自分たちが聞きたい事と質問が間違っていることに気づきました。それからは最後まで確認を徹底しました。
150人の台湾人に路上アンケートを行いました。また、台湾の現状を知るために旅行会社に客として潜入調査も決行!カタコトでなんとか伝えながら旅行情報を聞き出すことができました。さらに土日は台湾最大の旅行展へ。企業のサポートをしながら日本旅行ではどの地域が人気なのかについても調査できました。調査は計画していたよりも時間がかかって大変でしたが貴重な体験ができました。
調査から得た情報をデータにし、何が問題なのかを明確にしていきます。ですが、はじめは自分たちが知りたい情報しかデータ化しておらず、分析結果で見えてきたことの理由まで考えられていませんでした。その結果、データの根拠となるデータがないことなどを企画提案の際に指摘されました。
《反省点》
分析から出た問題を更に深堀りしていくことで問題となった要素を見つけていくことが大切!企画を支えるのはこの分析の結果と解釈なので、インターンをする中でもかなり重要な部分となります。
データからみえてきた情報や問題をもとに、クライアントに提案する改善案や企画を作成していきます。新しい企画を考えるのは既存のアイデアの組み合わせでもあると感じました。
しかし、いくつも企画案を考えていきましたが、コンサルティング会社の域を超えていたり、サービスとして弱い・コストがかかりすぎるなど、ユーザー側だけでなくクライアント側のメリットが弱いものが多かったです。データの解釈からの施策がかみ合っていなかったり、プロセスが足りなかったりと、多くの指摘を受けました。
指摘を受けたところや改善点を見つけて企画を見直していきます。
担当者から根拠や考えを聞かれたりするのですが、企画が甘いため、そこで説明できなかったり矛盾していることに気づかされることが何度もありました。
ただ、どこが矛盾しているのか、どうしたらいいのかなど、的確な答えをいただけるので次に繋げやすかったです。
そして、今回の改善案は、ペンシルの社内プレゼンを通れば、クライアントへの直接プレゼンが待っています。果たして、どうなるのか・・・ご期待ください!
「よし、頑張ろう!」と、張り切って始めたアンケート。しかし、アンケートをしていい場所が限られていたため想定より時間がかかってしまいました。そこで、どこならアンケートに協力してもらえるのか、現地の方に教えていただきました。
また、アンケートの協力をお願いする際に、中国語や英語で話しかけていましたが、伝わらないこともしばしば・・・。それでも、ジェスチャーや学生証を見せて必死に伝え、アンケートに協力していただきました。
中でも一番工夫したのは、現地の方の警戒心を解くことです。いきなりアンケートを求めるのではなく、自分たちが日本の学生だということや、なぜアンケートをしているのかを最初に伝えて協力をお願いしました。
課題となった対象サービスを台湾で利用するとどうなるのか。実際に私たちが店舗に行き、サービスを利用してきました!何事も挑戦です。
まずサービスを利用するために書類の中文翻訳が必要なので、台湾日本交流協会で発行してもらいました。
そして、実際に手続きをしていて気になったのは言語と時間です。お店の人もある程度英語が話せますが、それでも専門用語などはよくわからなかったので、これではサービス利用に抵抗を感じるかもしれないと思いました。手続き終了までの時間は20分ほどで、思ったより早いという印象でした。
この経験から気づいたことを企画のアイデアに生かすこともでき、手順など面倒なこともありましたが、本当にやってよかったと思います。
私たちが宿泊していたゲストハウスには共有スペースがあったので、毎日たくさん人と交流できました。また、共有スペースにはゲームもあり、疲れた日の気分転換にもなりました。
ゲストハウスで出会った人たちと情報交換や相談してみるのもいいかもしれません。思わぬアイデアが生まれるかも?
ゲストハウスで知り合った台湾人に台湾を案内してもらったり、地元の人がよく行くお店を教えてくれたりと、現地の人と仲良くなると台湾をさらに知ることができます。
また、アンケートの調査中に他の人に声をかけてくれたり、わざわざ日本語が話せる人に電話をかけてアンケートに答えてくれるなど、いろいろな方が手伝ってくれました。
台湾人は自分の考えをはっきり伝えます。私たちも自分の考えや想いををはっきり伝えないと間違った解釈をされるので、インターン中はもちろんのこと普段の生活でも意識しました。
インターン中は2人で目標を達成するためにお互いの協力が必要です。私たちはこのインターンで初めて知り合い、最初はあまり合わないかも・・と思っていましたが、1ヵ月間一緒に生活し、自分のことなどいろいろ話していくうちに仲が深まっていきました。そのおかげで話し合いの時の変な気遣いもなくなり、議論が活発になりました。
路上調査やブレインストーミングをするときに意見を言うことを恥ずかしがっていたり、迷っていると何も進みません。周りは知らない人で、もう会うこともあまりないので自分をさらけ出してインターンに取り組みましょう。
・・・というか、実際は恥ずかしがっている余裕もないくらいでした。知らない自分を見つけることができますよ。
インターンシップを通して特に感じたことは「全力で楽しむ」ということです。台湾で1ヶ月の生活、台湾にしかないものや経験できないこと、ターゲットが外国人のコンサルティング・・面白そうなことがたくさんあるのに楽しまなければもったいないと思い、全力で挑戦しました。
正直、挑戦するのが怖かったものや、落ち込むことなどもありましたが、後悔はしていません。そこから学んだことなどを企画に生かすことができただけでなく、自分自身の考え方も変わったからです。
何かをしたいと考えている人は全力で楽しんで挑戦してみてください。きっといい経験ができると思います。
この1ヶ月は、今まで以上に自分自身と向き合えた時間になりました。
最初は小さなことにもつまづき、普段とは全く違う環境で辛いこともありましたが、まずは自分自身を理解することで前に進むことができました。特にペンシルのインターンは、たくさんの人と関わることで毎日発見や気づきがたくさん!自分のことだけでなく相手のことも理解することで様々な考えを吸収できました。
このインターンはいくらでも自分から動いて学びにいけます。皆さんも迷ったらぜひ挑戦してみてください!きっと新しい発見があるはずです!
課題に対して、話し合いながら自分たちで考え、行動し、一生懸命に試行錯誤していたので、こちらからはアドバイス程度で、ほぼ口を出すこともせず安心して見ていました。わからないことは「聞く」ができていたので、これからどんな場所でもやっていけると思います!お疲れさまでした!
1ヶ月もの間、海外で「生活して働く」という経験は、観光と違い、ビジネスの感性も磨けるので良い機会です。現地のスタッフは、皆日本語が話せるので、聞きたいことをそのまま質問することもできます。少しの勇気で今まで知らなかったことや予想外なことが起こるのが海外。是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
本当にあっという間だと感じました。
インターンシップの2人は、台湾に来て、台湾人スタッフから台湾現地の状況を知り、日本人スタッフから方向性を把握できて、与えられた課題に向き合いながら、台湾人の考え方や風俗習慣、また、日本人の課題の作り方や重視のキーポイントを学ぶことができたのではと思います。どんどん課題を進めている姿が、本当に格好よく見えました。
この1ヶ月間の経験は、必ず、これからの人生や仕事の助けになっていくと思います。
日本に帰国後、クライアントプレゼンの様子を紹介
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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