研究開発型インターネットコンサルティング
メニュー

顧客体験を引き上げる!通販トレンド、最新事例10連発!

顧客体験を引き上げる!通販トレンド、最新事例10連発!

顧客から「選ばれ続ける状態」を作るため、リピート率向上に直結する顧客体験(CX)設計の勝ち筋を解説。「選びたくなる理由」や「続ける理由」などの4つのコアテーマ軸に、初期接点からエンゲージメント維持までを一気通貫で成功に導く具体的な最新事例とステップを紹介します。

動画アーカイブ

顧客体験を引き上げる!通販トレンド、最新事例10連発!

テキストアーカイブ

<セミナーアジェンダ>

  • 通販・D2Cにおける勝ち筋と4つのテーマ
  • テーマ1:機能価値ではなく「選ばれる理由」を設計する
  • テーマ2:参加したくなる体験が売上を作る
  • テーマ3:顧客の選択疲れを解消し、提案型で関係を繋ぐ
  • テーマ4:顧客にとっての「続ける理由」を設計する
  • 成功に共通する4つのステップ

通販・D2Cにおける勝ち筋と4つのテーマ

通販やD2C事業における真の勝ち筋は、単発で商品を売り切ることではなく、顧客から「選ばれ続ける状態」を確立することです。新規顧客の獲得はもちろん重要ですが、デジタル広告環境の変化や獲得効率の頭打ちが顕著な昨今においては、既存顧客のリピート率向上こそが売上拡大に直結する戦略的本質となります。

そのため、「なぜ今自社が選ばれているのか」を解明し、「どのように関係を構築し継続を促すか」という顧客体験全体の設計が極めて重要です。今回は、「機能価値を超えた選択」「参加したくなる体験」「選択疲れの解消」「継続の設計」という4つのコアテーマに基づき、購入前から購入後に至る一気通貫した関係性構築のメカニズムを解説します。

ペンシルでは、長年のノウハウを集約した「デジタル戦略成功シート」を使って、顧客との初期接点(出会い)からWebサイトでの体験提供、そして長期的なエンゲージメントの維持までを一気通貫で設計・管理するための構造化を行います。「選びたくなる理由を作る」「参加したくなる体験を作る」「選択しやすい状態を作る」「続ける理由を作る」という一連のストーリーを定義するのです。

マーケティング施策を特定領域のみで完結させるのではなく、施策同士を網羅的かつ連動して機能させることが成功の鍵となります。

テーマ1:機能価値ではなく"選びたくなる理由"を示す

〜合理的な機能価値から情緒価値へ〜

通販領域では、成分・価格・配送の利便性といった「合理的価値(機能価値)」が強調されがちです。しかし、競合との差別化を図り長期間にわたって選ばれ続けるためには、機能価値の提供だけでは不十分です。

・NPS(顧客推奨度)の向上事例

ある企業で8年間にわたってNPSを継続測定したところ、当初「−20」であったスコアが「+20」へ大幅に改善しました。初期段階では「配送の利便性」といったインフラ機能が評価の中心でしたが、スコア向上に伴い「健康を支えるサービス」「個に寄り添った対応」「継続を後押しする工夫」といった点が評価軸に変化しました。満足度の源泉が「機能的価値」から「情緒的価値」へ移行したことが、強い顧客支持の確立に貢献しています。

NPS(顧客推奨度)の向上事例

・F2転換・定期引上アップの成功事例「Give型LP」

記事LP(クッションLP)において、単なる商品宣伝から脱却し、ユーザーが読み物として楽しめる価値を提供する「Give型LP」へ刷新しました。開発背景のエピソードや具体的な利用シーンを情緒的に伝える「マガジン型」の構成へ変更した結果、「このブランドから買いたい」という情緒的価値を醸成し、購入率(CVR)が4.1倍と飛躍的に向上しました。

Give型LP

テーマ2:参加したくなる体験が売上を作る

〜売上も継続もわくわくから〜

顧客の購買行動や定期継続を促進するには、ユーザー自身が「ワクワクする」「参加したい」と主体的に思える体験設計が不可欠です。

・ゲーミフィケーションの応用事例

ゲーミフィケーションの応用事例

食品通販において、ミッション達成型のキャンペーンを導入しました。ユーザーのコンプリート意欲や達成感を刺激する構成とし、メールコンテンツにおいても「次のクエストに進む」といった演出を導入しました。

その結果、初回来店から2回目購入へ引き上げるF2転換率が4.7倍に向上しました。

・あえて「一手間」をかけさせるアクション

LP上で自動値引きを行うのではなく、あえて「1,080円引きクーポンを獲得する」というボタンをユーザーにクリックさせるアクションを設計しました。
自ら行動を起こして特典を得る体験を提供したことで、ユーザーの購買意欲が高まり、直帰率が20%低下、購入率は1.4倍に向上しました。

・健康家族様の寄り添い型アプローチ

健康家族様の寄り添い型アプローチ事例

定期購入の解約コミュニケーションを見直し、従来の画一的な引き止めから「顧客心理に寄り添う対話」へ改修しました。

スキップ制度や商品切り替え制度といった既存サポートが適切に伝わっていない課題を解消し、顧客主体のコミュニケーションへ変更したことで、定期解約率を7.3%削減しました。

テーマ3:顧客の選択疲れを防ぎ、提案型で関係を繋ぐ

〜CEMでCVR向上の事例〜

情報が過多な現代において、顧客に複雑な選択を委ねる設計は離脱を招きます。迷いを解消し、最適な選択肢を示す「提案型」のインターフェース構築が求められます。

・共立メンテナンス様のCEM事例

共立メンテナンス様のCEM事例

学生寮紹介サイトにおいて、比較検討を行いたい顧客に対し、自社が選ばれる理由を段階的に提示しました。資料請求をゴールとせず、入居確定まで伴走する仕組みを構築しました。

認知・獲得・CRMを分断せず、一貫して設計する「CEM(カスタマー・エンゲージメント・マネジメント)」を実践し、顧客との接点が途切れる「エンゲージメント・ブレイク」を防止したことで、前年比1.5倍の成約数を達成しました。

・マイまくら様の選択基準シンプル化事例

マイまくら様の成功事例

マイまくら様の事例では、一覧ページから複雑な比較表を撤廃し、選定基準をシンプルに伝える構成へ変更しました。

すべての情報を網羅することが、必ずしも顧客利便性に繋がるのではない点に着目し、あえて情報を厳選して選びやすさを追求した結果、購入率が1.6倍に向上しました。

テーマ4:”顧客にとって”の続ける理由を設計する

〜F2転換・定期引上の改善〜

LTV(生涯顧客価値)の最大化には、F2転換(初回から2回目購入への移行)のタイミングおよびコミュニケーション内容を緻密に精査することが不可欠です。

・カゴメ様の2ステップ引き上げ事例

カゴメ様の2ステップ引き上げ事例

お試し商品から定期購入への移行において、顧客がどのようなタイミングおよび理由で購入に至るかを分析しました。

ターゲット層の購買心理に合わせて「いつ・何を伝えるか」のコミュニケーションシナリオを再構築した結果、LPの購入率(CVR)が1.4倍に改善しました。

・クリエイティブの見直しによる飛躍的改善

ベビー用品ブランドにおいて、F2転換メールの件名・本文およびUI(ユーザーインターフェース)の調整を実施したことで、CVRが3.9倍へ大幅向上しました。

また、スキンケアブランドでは定期購入に対する顧客の心理的ハードルを解消する導線設計を行い、定期移行率1.7倍を達成しました。

クリエイティブの見直しによる飛躍的改善事例:ベビー用品ブランド

クリエイティブの見直しによる飛躍的改善事例:スキンケアブランド

成功に共通する4つのステップ

一連の成功事例に共通するのは、単なる表面的な訴求変更ではなく、顧客の行動と心理状態を深く把握した上での再設計プロセスです。

1.顧客行動の定量
顧客行動の定量的分析購買データや行動ログに基づき、顧客が「いつ・どのようなアクションを実行しているか」を正確に把握する。
2.顧客の感情・行動理由の把握
顧客インタビューや定性調査を通じ、どのような迷い・不安・課題を抱えているかを明確に言語化する。
3.行動変容を起こすシナリオ作成
心理的バリア(壁)を乗り越え、自発的な購買行動へ導くためのコミュニケーションフローを設計する。
4.気持ちに寄り添うクリエイティブ開発
ターゲットの心に響くコピーライティングや視覚的表現へと最適化し、各接点で実装する。

単に訴求を切り替えるのではなく、顧客理解を深く掘り下げ、各タイミングでの心理変化に即したWebサイト・CRM施策の再設計を行うことが、売上向上およびLTV最大化を実現する鍵となります。

成功に共通する4つのステップ

最後に

選ばれ続ける設計を自社で作るには、以下の3点を意識した設計が有効です。

1.ブランド情緒価値の設計
自社が選ばれる真の理由(顧客評価軸)を言語化し、Webサイトからカスタマーサポートに至るすべての接点で一貫した体験として提供すること。

2.顧客体験の再設計
LPやCRMメールなどの各タッチポイントにおいて、顧客が自発的な購買行動を起こせる心理的動機付け・導線設計を行うこと。

3.継続購入の設計
F2転換や定期引き上げの障害となっている心理的障壁(心理的バリア)を解明し、それを乗り越えて「使い続ける明確な理由」を提示すること。



ペンシルでは、「選びたくなる理由」や「続ける理由」を紐解き、成果に直結する顧客体験を戦略立案から実行まで一気通貫で手掛けます。自社サイトのCX改善やリピート率向上、デジタル戦略のご相談など、まずはお気軽にご連絡ください。

ペンシルの課題解決

株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。