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ぴぃ学、谷拓海の場合〜台湾の新卒入社メンバーを紹介!〜

2024.03.13

ぴぃ学、谷拓海の場合〜台湾の新卒入社メンバーを紹介!〜

「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。

個性豊かな学生が、一体何を学び、どんなことを感じたのかを紹介する「ぴぃ学」。
今回は、ペンシルの台湾支社「台灣朋守」に新卒入社した「谷拓海さん」の様々なチャレンジを取り上げます。

  

大学生活の軌跡:挑戦を通じて見つけた自分の道

谷拓海

はじめまして、谷拓海です。

私は、東京都内の高校の英語科に入学。高校在学中に「テレビで中国語」というテレビ番組にハマり、中国語の勉強を開始。高校卒業後に台湾の大学に入学し、2023年7月に卒業しました。

この記事では、私の大学時代の取り組みについて紹介したいと思います。

将来への第一歩:マーケティングとITの世界へ

pencil社員とご飯

将来なにをしたいかを考えた時に、具体的な目標や興味のある業界はなかったものの「将来起業したい」という漠然とした思いはありました。

どの業界に進むべきか考えた結果、「マーケティングはビジネスの基礎として重要で、ITは汎用性が高く、他の業界でも応用が効くため、これらを学ぶことが起業に向けての第一歩となるのではないか?」という考えに至りました。

それを周りの人に相談したところ、大学の先輩の紹介で台湾のWebマーケティングの会社でアルバイトをさせていただけることになりました。アルバイトでは主にSNS運用を担当させていただき、仕事を通じてマーケティングとWebの活用がビジネスにおいて非常に重要と実感したため、Webやコンサルティング業界で働こうと決断しました。

その後、台湾ペンシルを見つけ、台湾で現地採用していただきました。ペンシル入社の決め手は会社の考え方へ共感できたことと、大人が全力で楽しんでいる姿が魅力的に感じられたためです。

私は日本でも台湾でも就活を経験しましたが、両国の会社の意思決定の慎重さ、上層部とのコミュニケーションの難しさ、就活のために最適化された個性が求められるという点に違和感を感じていました。

そんな時にペンシルの社内インタビューやSNSを見て「仕事のスピードが早い」「社長との距離1秒」「社員の個性を生かして仕事ができる」という3点が強く印象に残りました。

2023年の11月に入社したのですが、想像以上に仕事のスピードは早く、上層部の方ともすぐコミュニケーションが取れ、想像以上に自分の個性を活かせる環境でした。また就活イベントで社長自らが寸劇を行なったり、社内で田植えイベントがあったりと他にはないような楽しい会社だなと思いました。

学びの連続:インターンでの経験と今後の課題

2023年の11月に台湾ペンシルに入社し、12月から1ヶ月ほど福岡オフィスでインターンをさせていただきました。最初に驚いた点は、インターンでも仕事をかなり任せてもらえるという点です。

入社前は数ヶ月の研修を経て、初めて提案などを考えるのだろうと勝手に想像していたのですが、提案資料の作成からインターンがスタートしたため驚きました。

インターン中はチャットでの文章の打ち方や時間管理の方法、提案書の書き方など基礎的なところから教えていただきました。普段何気なく使っていたチャットや文章の書き方ですが、相手の負担を減らそうとしたり、自分以外の人が提案をするために資料を作るとなるとここまで具体的に書く必要があるのか、と勉強になることがたくさんありました。

また、レンタカー会社に向けての提案会議に参加させていただき、その中で私が大学で学んでいたことを活かした提案ができないか?という話になり、もっと個性を活かして自主的に提案をしていいんだ、いい環境だな!と思いました。

インターンでは最終的に数個の提案書を課題としていただいたのですが、終わらせることができず悔しい思いをしました。と同時に、基本的な報連相やアウトプットの解像度の低さなど今の自分になにが足りないものがわかったのでこれから改善しようと決意しました。

1ヶ月のインターンは想像していた社会人よりもずっと自由で楽しかったため、インターン期間中は毎朝会社に行くのが楽しみで目が覚めていたというのが素直な感想です。

台湾での大学生活:初めての海外生活で学んだこと

台湾大学

学生時代に最も頑張ったことは学業です。私は台湾の国立台湾大学の園芸景観学部で主に植物と景観デザインの勉強をしていました。

大学の校舎は台湾の国土の100分の1と広く、校内にヤシの木やマンゴーなどの果物が生えていたり、農場や牧場があるような学校です。ここでは大学での授業の一部を紹介したいと思います。

植物学と実験授業

植物系の授業で印象に残っているのは、植物学と植物学実験という授業の2つです。

植物学の授業では、700~800ページに及ぶ英語の教科書を使い、生物学の基礎から応用までを学びました。講義は全て中国語で、毎週2回3時間ずつの授業に加え小テスト、中間テスト3回、期末試験が課されるなどと難易度が高いものでした。

また、植物学実験では、自ら植物を採取して構造を研究し「校舎内で特定の植物の写真を撮り、それについてレポートを作成する」という課題に毎週取り組み、植物図鑑を片手に校内を徘徊するという日々を送ってました。

最初は中国語が難しく、授業や日々の課題をこなすので精一杯でした。毎日夜中まで図書館で勉強していましたが、1人の力には限界があると感じました。そこで教授にメールで質問したり、授業後に直接相談しに行くようになったり、同級生とは共通のノートを作りみんなで勉強会を開催するなど、積極的に周囲のサポートを求めました。

初めは他人を頼ることに抵抗がありましたが、積極的にコミュニケーションを取ることで、学業だけでなく友人や教授との関係も深めることができ、卒業までお互い支え合える存在となりました。この経験から、コミュニケーションの重要性と困ったときに助け合える関係を築くことの大切さを学ぶことができました。

        

景観デザインを通じて学んだこと

授業の様子

景観デザインの授業では公園や街並みの計画や、環境保全や持続可能性を踏まえた地域の魅力を引き出すデザイン作りを学びました。

授業は基本ペアで行い、授業では毎週プレゼンがありました。デザインによっては数学が必要で、大学でデザインソフトの操作方法を教える授業が少ないため、授業外でも自主的な勉強が求められる環境でした。

また、課題量は膨大(模型、A0ポスター複数枚、動画、パワーポイント、報告書等)で、朝から学校で授業を受け夜明けまで課題や話し合いをし、仮眠のため一時帰宅する日々でした。休日も課外調査や勉強に追われて休む時間がほとんどなかったため、大学を辞めたり転部したりする学生も少なくありませんでした。

言語の壁、毎週のプレゼンテーション、膨大な課題量、毎週のように徹夜が続くという過酷な日々に加え、グループワークではコミュニケーションの障壁に直面したり、1人で複数人分の課題をやらなくてはならない理不尽な状況や教授に怒鳴られながら作った模型を壊されることもあり、本当に何度も心が折れそうになりました。

この経験から自己管理、問題解決、異文化間コミュニケーションなどの能力面と、柔軟性やどんな状況でも前向きに取り組む姿勢などメンタル面を向上させることができたので、今後の社会人生活でもこれらを活かして活躍したいです。

「海外の大学」と聞くとキラキラしたイメージがあるかもしれませんが、実際は毎日授業、プレゼン、大量の課題に追われるキラキラとは程遠い日々でした。ここまで泥臭く努力を積み重ね、大学卒業できたので今後なにが起こっても怖くないという自信になりました。

大学での経験を生かして:入社後に目指すこと

大学時代は常に挑戦の連続でした。何度も困難に直面し心が折れそうになったこともありましたが、決して諦めずに行動しきることができました。

入社後はこれまでの経験を元にさらに上を目指し続けることを目標にします。大学時代に培った行動力や常に成長し続ける姿勢を持って、新たな環境でも自分自身を高めていきたいと考えています。

そして、これまでの出会いや学びに対し感謝を忘れず常に前向きに挑戦し続けることで、日本と台湾両国に価値ある貢献をすることが私の大きな目標です。

株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

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