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これで売上があがる! BtoBサイトの反響を変える、3つの視点を解説

これで売上があがる! BtoBサイトの反響を変える、3つの視点を解説

BtoBのデジタル戦略は、WEBサイトだけでは完結しないからこそ、自社のビジネスフローのうち、WEBサイトを利用して強化するべきポイントがどこか、を決めることが重要です。本セミナーでは、ウェブだけの視点では見落としてしまう本質的なBtoBサイトの在り方と、リニューアルのコツをお伝えします。

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これで売上があがる! BtoBサイトの反響を変える、3つの視点を解説

テキストアーカイブ

<セミナーアーカイブ>

  • B2Bサイトにおける「よくある誤解」と本質
  • B2Bサイトの成果を変える「3つの視点」
  • ビジネスモデルに合わせた「3つの戦略」
  • 自社のビジネスを踏まえた戦略の決め方
  • 戦略を実現するために重要なこと

B2Bサイトにおける「よくある誤解」と本質

B2Bサイトの改善に取り組む際、多くの企業が陥りがちな3つの誤解があります。まずはこの前提を正すことが、成功への第一歩となります。

誤解①:CVRやCPAばかりを追ってしまう

B2Bビジネスの多くは、WEBサイト上で決済まで完結しません。
サイトから問い合わせやリード見込み顧客を獲得した後に、商談や営業担当者とのコミュニケーションを経て、初めて最終的な「成約(売上)」へと至ります。
そのため、WEB上のコンバージョン率がどれだけ高くても、その後の成約に繋がっていなければ、ビジネスとしての意味を成しません。

誤解②:リードの「獲得件数」だけをゴールにしてしまう

例えば「月に100件のリードを獲得する」という目標は、WEB単体の成果としては正しく見えます。
しかし、その100件から成約が1件も生まれなければ、コストと営業リソースを無駄にしたことになります。
重要なのは、純粋な件数ではなく、自社のターゲット層からの問い合わせである「有効リード数」です。

誤解③:デザインを今風に「リニューアル」すれば成果が出ると思ってしまう

「サイトが古くなってきたから、今風の綺麗なデザインに変えれば問い合わせが増えるだろう」というご相談をよくいただきます。
しかし、見た目(How・What)を整えたからといって、ターゲット顧客に響くかどうかは別問題です。
企業の抱える課題(Why)に直接応えるコンテンツがなければ、反響は変わりません。

B2BにおけるWEBサイトとは「事業フローの一部」である

決済まで完結するECとは異なり、B2Bサイトは「入り口の接点」に過ぎません。
業務全体、ビジネスフロー全体の一部としてWEBを捉える視点が不可欠です。

B2Bサイトにおける「よくある誤解」と本質

B2Bサイトの成果を変える「3つの視点」

では、具体的にどのような視点を持てばWEBサイトの成果を変えられるのでしょうか。
持つべき視点は以下の3つです。

視点(1):誰からのリードを得たいのか(ターゲットの明確化)

アクセス数や問い合わせの「数」を追うのではなく、「誰から反響を得るか」が極めて重要です。

  • 自社にとって優良顧客となる企業規模か
  • アプローチしたい業種や業界か
  • 問い合わせの主導権を握るキーパーソン(総務、マーケティング、経営層など)に届いているか

自社が真に獲得したいターゲット像を明確にし、その層から的確に反響を得られる設計になっているかを確認する必要があります。

視点(2):リード獲得の「その後」の成果をどう作るか

WEBサイトの役割はリード獲得までですが、ビジネスの成果の大部分は「その後の営業対応」で決まります。

全体のフローを俯瞰したとき、以下のポイントが機能しているかをWEB外の数字も含めて検証しなければなりません。

フェーズとチェックすべきポイント

・初期対応:問い合わせが来てから連絡するまでの対応スピードは十分か
・商談化:アポイントの獲得率、相談への移行率は高いか
・成約:提案自体の質や、適切な追客(フォロー)ができているか
・継続:長期的なお付き合い、リピートを生む接点設計があるか

成果が出ない原因が「WEBでの獲得の質」にあるのか、それとも「その後の営業プロセスの速度や質」にあるのかを切り分けるためにも、すべての数字を連動させて追う必要があります。

視点(3):どの領域をWEBに任せるか

「WEBは手前側」と前述しましたが、実は営業活動や既存顧客との関係性のすべての領域でWEBをフル活用することができます。主に以下の3つの役割に集約されます。

  • 新規獲得: 新しいお客様からの問い合わせを増やす
  • 営業サポート: 営業担当者の提案活動や、商談後の顧客の信頼獲得を支える
  • 既存顧客エンゲージメント: 既に契約しているお客様との関係を深め、継続を促す

ただし、B2BはB2Cと異なり「人の手(営業リソース)」の介入が不可欠です。
すべてをWEBでカバーしようとすると投資が肥大化するため、自社のリソースを見極め、最も強化すべきポイントに注力するという意思決定が重要になります。

ビジネスモデルに合わせた「3つの戦略」

現在の自社の状況や強みに応じて、B2Bサイトが取るべき戦略は大きく3つに分類されます。

戦略(1):自立型(新規集客・リード獲得型)

  • 狙い: サイト自体を営業の強力な入り口とし、新規リードを自動的に増やしていく戦略。
  • 特徴: SEOやWEB広告を活用してアクセスを集め、他社と比較検討された際にも「勝てるコンテンツ(自社の優位性)」を徹底的に整備します。
  • 注意点(落とし穴): 多くの企業が目指す理想の形ですが、ユーザーの悩みが顕在化している市場(例:CRMツールの導入など)では競合が非常に多く、レッドオーシャンになりがちです。広告費の大量投入や認知施策を行わなければ埋もれやすいため、初期投資の覚悟、もしくは自社の企業規模や社会的認知度の高さが求められます。

戦略(2):営業サポート型(営業勝率向上型)

  • 狙い: 問い合わせを増やすことではなく、営業担当者の勝率(成約率)を高めることを目的とする戦略。
  • 特徴: 営業が商談で使用する資料をWEB上からスムーズに提供できるようにしたり、商談後に顧客が「この会社で本当に大丈夫か」とサイトを調べに来た際、信頼や安心を補完する深掘りしたコンテンツ(詳細な事例や技術解説など)を掲載します。集客への大規模投資は不要ですが、営業部門との綿密な連携と、質の高いコンテンツ作りが求められます。

戦略(3):会員エンゲージメント型(既存顧客強化型)

  • 狙い: 既に一定の顧客基盤がある企業が、既存顧客との関係維持・強化、およびLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指す戦略。
  • 特徴: 契約後の接点をWEB上に設計します。教育型のビジネスや定期利用サービスにおいて、利用率の低下(解約の予兆)を防ぐためのサポートコンテンツや、継続的なアップデート情報の提供を行います。3つの中で最もデジタルの活用(データ分析による離脱予兆の検知など)が重要視されるフェーズです。

自社に最適な戦略の選び方:現状の「数字の見える化」

これら3つの戦略は、感覚や思い込みで選ぶべきではありません。「自社は営業が強いから営業サポート型」と安易に決めても、客観的に見ると別の場所にボトルネックがあるケースが非常に多いためです。

まずは、以下のように自社のビジネスフロー全体の数字を徹底的に洗い出し、「現状の把握」を行います。

<B2Bビジネスフローの数値シミュレーション例>
仮に「毎月5件の成約」を目標とするビジネスの場合、逆算すると以下のような構造が見えてきます。

  • 最終目標: 成約 5件(継続期間:2年)
  • 商談: 10件(商談からの成約率:50%)
  • 有効リード: 50件(有効リードからの商談化率:20%)
  • 総問い合わせ数: 250件(問い合わせからの有効リード率:20%)
  • 必要アクセス数: 25,000件(WEBサイトのCVR:1%)

ビジネスフローの「数字の見える化」

このように数字を当てはめると、
「アクセスはあるがCVRが0.2%と極端に低い(サイトに問題あり)」
「問い合わせは多いがターゲット外ばかりで有効リードが少ない(集客の質に問題あり)」
「見積もりは多く出しているが競合に負けている(価格や営業提案に問題あり)」
といった、自社の本当の課題が見えてきます。

ボトルネックの可視化

ギャップから未来のコンセプトを描く

過去の結果である「現在の数字」を把握した上で、「3年後、5年後にどうなっていたいか」という未来のビジョンを描きます。
そのギャップを埋めるために、「営業力を強化したいからWEBは新規獲得に特化させよう(自立型)」、あるいは「新規獲得は十分だから顧客を離さない仕組みを作ろう(エンゲージメント型)」といった、先を見据えたコンセプトを決定していくのが正しい戦略の選び方です。

戦略を具現化するために重要な「組織づくり」と「RFP」

B2Bの戦略推進において、実は最も多くの企業がつまづくポイントがあります。
それが「縦割りの組織壁」です。

B2Bビジネスでは、WEBサイトを管理する人、問い合わせの初期対応をする人、その後に引き継ぐ営業拠点、顧客管理をする人など、同じ1人のお客様に対して関わる部署や担当者が多岐にわたります。
それぞれの部門で「重要視する指標(ミッション)」が異なっているため、部分最適に陥り、一気通貫した戦略が実行できないのが実情です。

特定の部門の誰かをリーダーにするのではなく、ビジネスフロー全体を俯瞰し、部署間の串通しができる「中立的な推進役(タスクフォースなど)」を配置することが成功の鍵となります。

<日東電工株式会社様の成功事例>

ペンシル成功事例:日東電工株式会社様

まさにこの課題をクリアした事例です。
部署ごとに見ている数字が異なり、全体のボトルネックが見えていなかった状態から、すべての数字を一元化して見える化しました。

インサイドセールス領域を含めて、一気通貫のデータ管理と実行管理を支援させていただいた結果、成約数1.4倍という大きな成果に繋がっています。

まず取り組むべきアクション:RFP(提案依頼書)の作成

これからB2Bサイトの改善を進めるにあたり、最初におすすめしたいのが「RFP(Request for Proposal:提案依頼書)」の作成です。

これは単に「開発会社に要件を伝えるための書面」として捉えるのではなく、「自社の現状」「目指す未来」「実現したい世界観」を言語化し、関わるすべてのメンバー(社内組織・外部パートナー)を同じ方向へ向かわせるための『共通言語』となるものです。

この言語化のステップを踏むことで、社内のチームビルディングが強固になり、本質的な課題に向き合える体制が整います。

まとめ

B2Bサイトの反響を変え、売上の壁を突破するために必要なアプローチは、新しいツールを導入することではありません。
・WEBだけでなく、ビジネスフロー全体を俯瞰すること
・「現状の数字」と「目指す姿」から、自社に合った注力戦略を選ぶこと
・本質的な課題に向き合えるよう、中立的な推進役を立てて組織を一気通貫させること

ペンシルでは、戦略の川上となる「RFPの作成支援」や「企画コンペのサポート」から、データに基づく「数字の見える化」、組織間の課題を解決する「コンサルティング」まで、インターネット領域に留まらない包括的な伴走支援を行っております。
「何から手をつければいいか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。