2024.04.30
福岡オフィス IZ事業部 プロデューサー 横尾雄斗
東京都が実施した「令和5年度男女雇用平等参画状況調査」の結果で、男性従業員の育児休業取得率が38.9%と、前年の26.2%から10ポイント以上上昇するなど育業取得が進む昨今。
ペンシルでは、2019年に株式会社ワーク・ライフバランスの「男性育休100%宣言」へ賛同表明、2022年3月には厚生労働省の「イクメン推進企業宣言」を発表してさまざまな取り組みを推進してきました。育業取得率は男性・女性ともに100%となり、2023年12月には、厚生労働省の「プラチナくるみん」に認定されました。
ペンシルでは管理職の男性育業取得などの前例もあり、積極的に育児に参加するパパが増え、男性スタッフが育業を取得するケースが増えています。今回は第2子誕生を機に、育休を取得したIZ事業部の横尾に、育休取得の思いや仕事と育児に対する考えを本音で語ってもらいました。
(*インタビュー内容は取材当時のものです)
毎日幸せです。幸せホルモンが出ているなと自分で感じます(笑)2人目の子どもなので、初めての子育ての時とはまた違って心の余裕があるからかもと。1人目が生まれた時は、わからないことも多くて、正直不安の方がが大きかったんですよね。
あの頃よりもさらに子育てを楽しめていて、子どもたちといる時間をできるだけ増やしたいなと思っています。上の子も3歳8ヶ月になって、本当に子どもの成長は早いなと思うので、今しかないこの時間を父として存分に楽しみたいですね。
妻、上司や同僚にも相談しながら決めました。同じ部署には2人の先輩パパスタッフがいて、特に上司は2人の子どもがいる大先輩パパなんです。同じパパとして、業務や子育てについてアドバイスをもらいながら1ヶ月間にしました。
もっと長期の育業を取ることも考えてみたのですが、ペンシルは子連れ出勤をはじめ、働き方の選択肢が多様にあるので、子育てをしながら働くのにも育業以外の選択肢もあるなと思ったんですよね。だから最終的には、1ヶ月という期間にしました。
復帰した今、家族のためにも活躍の幅を広げたいなと思いますし、仕事の楽しさや働くことで感じるやりがいも再認識しています。柔軟に働くパパ・ママスタッフの同僚も多いので、彼らの働き方も真似しながら働いていますね。自分がいなかった1ヶ月の間に後輩たちが成長していることも感じて、自分も負けていられないなとも思いますし。制度をうまく活用しながら、仕事も子育ても欲張りに過ごしていきたいなと思っています。
まずは直属の上司に、子どもが生まれることを報告しました。上司自身が2人のパパなので、「おめでとう。ぜひ育業を取って家族との時間を過ごして」と言う声かけをもらい、チームメンバーへの業務の引き継ぎを進めました。
普段から業務の属人化を防ぐ仕組みもあり、先輩パパたちの経験や、育業ハンドブックなどの活用で準備はスムーズでした。育業のスタートは、出産が予定日よりも1ヶ月早まるという予期しない出来事で少々ドタバタしましたが、みんなのサポートのおかげで安心して育業期間を過ごせました。
いろんな人からおめでとう!とリアクションをもらいました。ペンシルでは7人目のパパ育業取得なので、いい意味で、珍しい出来事のような感じは無くなってきていますね。同じパパスタッフからは「頑張って!」と激励のメッセージをもらったりも。
子どもが生まれてからも、部署のメンバーにすぐにチャットで報告しました。生まれたての息子の写真を送って、みんなから「かわいい」とメッセージをもらって、より一層、家族が増えた喜びを実感しました。
毎日、育児に家事に、慌ただしい日々を過ごしてました。朝起きたらご飯を作って、上の子を保育園へ送り、買い物や洗濯・掃除などをしながら、合間で赤ちゃんのお世話をして、夕方になったらまた保育園にお迎えに行って、夜ご飯とお風呂、、という1日です。本当に毎日ヘトヘトになって、これまで知ることのなかった大変さを知りました。
今までにも掃除を担当したりはしていましたが、うちは共働きなので、妻が働きながら家事の多くを1人でやってくれていたことに気づき、感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからの夫婦のあり方を考える機会にもなりましたね。
あとは、上の子と三輪車ドライブに行ったり、公園行ってボールけり、どんぐり拾い、虫取り、などアクティブな休日を過ごしたりしました。子どもの体力には驚かされてます(笑)
これからの人生が楽しくなりましたね。子どもの成長も楽しみで仕方ないですし、父としての自分・夫としての自分・ペンシルスタッフとしての自分、いろんな自分がいることに気づきましたし、それぞれに叶えたいことや頑張りたいこと、楽しみや期待が見つかったんです。
いろんなことに対してモチベーションが上がったというか、前向きに考えられるようになったというか、自分も子どもと一緒に成長していきたいと思える毎日が得られました。もちろん、大変なことや上手くいかないこともあるけど、朝起きるのが楽しみになったんですよ。これってすごいことだなと思って。
育業期間は想像以上に大変な日々でしたが、かけがえのない時間を過ごせ、たくさんの気づきもあって、育業を取って本当に良かったです。
世の中のパパに、育児休業を取ってほしいなと思います。家族の大切さや、仕事のやりがい、育業前と同じことをしていても感じ方が全然変わってきます。そして新生児の感じや、発する声、動き、どれも2度と来ない機会なので、自分の目に焼き付けて幸せを噛み締めることをおすすめします。
今後も、もう少し第2子が大きくなったら、ペンシルに子どもを連れて出勤したり、ファミリーデイなどのイベントに家族で参加しながら、息子達にパパの背中を見せていきたいです。
ペンシルでは性別に関わらず、親になってもそれぞれの働き方で長く働くことのできる環境づくりを目的に、子育てを応援する制度「ペパポ(PEncil PArenting supPOrt)」を導入し、その取り組みを進めています。今後とも全員のための大きな制度ではなく、一人ひとりにあった多様な働き方を提供することで、多様な人材が活躍できる環境整備を進めて参ります。
ペンシルダイバーシティ経営推進方針
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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