2023.12.20
-福岡オフィス AM事業部 プロデューサー 佐藤優樹
「産後パパ育休」創設などの法改正や、政府が男性の育休取得率の目標を2025年までに50%、2030年までには85%に引き上げると発表したこともあり、男性の育児休業や育児参加が話題にのぼることが増えています。ペンシルでは、2019年に株式会社ワーク・ライフバランスの「男性育休100%宣言」へ賛同表明し、代表の倉橋が同宣言に署名、2022年3月には厚生労働省の「イクメン推進企業宣言」を発表しました。ペンシルでは管理職の男性育休取得などの前例もあり、積極的に育児に参加するパパが増え、男性スタッフが育休を取得するケースが増えています。今回は第2子誕生を機に、育休を取得したAM事業部の佐藤に、育休取得の思いやキャリアと育児に対する考えを本音で語ってもらいました。
生まれて約半年が経ち、子どもの成長は本当にあっという間だなと感じています。今年生まれた子どもは2人目で、上の子が今2歳です。家の中がにぎやかになりました。2人とも可愛くて仕方がないです。
最近は、仕事から帰って子どもたちと一緒に夕食を食べるのが毎日の楽しみです。子どもに早く会いたい一心で定時までに仕事を終わらせようと、自身の業務の効率アップなども考えます。日々のモチベーションアップに繋がっていますね。
同じ部署に先輩パパスタッフが2人いるので、彼らの育業取得期間や育業中の様子を聞いて、1ヶ月間取得することにしました。
子どもが生まれるまでは「育業取得=キャリアの停滞」というイメージを持っていたので、正直なところ育業取得の時期や期間についてはかなり迷いがあったのが正直なところです。
ただ、育業取得を終えた今、心の底から思っているのは、育業取得は今後のキャリアにとってもプラスだったということです。家族のためにもっと頑張ろうと、仕事へのモチベーションも上がりましたし、改めて仕事のやりがいや楽しさを再認識したり、一緒に働くメンバーの大切さを感じたり、親としての視点を持ったことで人間力も上がった気がします(笑)ポジティブな側面ばかりでしたね。
直属の上司が、ペンシルで初めてマネージャーでありながら育業取得をしたパパスタッフであり、かつ、同僚も昨年の秋に育業取得をしたパパスタッフということで、周りのパパ仲間に相談しながら準備を進めました。
業務自体は、普段から属人化を防ぐ仕組みが整っているので、引き継ぎの作業はそれほど大変ではなく、同僚が「いってらっしゃい!」と背中を押してくれたのもあって安心して育業期間に入りました。
あとは、会社に育業取得のためのハンドブックがあるので、D&I推進室の皆さんがそれを用いて、給与面の変化や必要な手続きなどを説明してくださったのも非常に助かりました。復職前のフォローもあって、育業取得前も後も、何の心配もなく過ごせたのはありがたかったです。
本当にあたたかいリアクションをたくさんもらって、嬉しかったですね。パパスタッフが育業を取得するのも自分で6人目だったこともあり、子どもが生まれるという報告と共に「おめでとう!育業取得はいつからにする?」と上司から話がありました。同僚たちにも、お祝いメッセージやプレゼントをもらったり。
クライアントさんに報告した時も「おめでとうございます!良いですね!」とメッセージをいただいたり、「育児中、元気でいてください!」と健康サプリメントを贈っていただいたりしました。
家事・育児全般です!以前、ペンシルで男性スタッフ向けに開催されたお片付けセミナーが役に立ちましたね。
生活導線を考えてものを配置したり、自分が家事にかけている時間を測ったり、いろんなポイントをセミナーで教えてもらったのですが、それを実行することで家事がスムーズに進む体感がありました。
あとは、2歳の娘を公園連れて行って遊んだりも。元気いっぱいなので、休日だと2回は公園に行きます。力尽きるまで、ひたすらすべり台を滑っています(笑)。
全てです。何もかもが大変でした。これまでは家事をほとんどしてこなかったので、一つひとつのことが上手くできなくて大変でした。
こんなに大変なことを、妻がひとりでやってくれていたんだなということに気づけたのは人生にとって大きかったと思います。仕事は自分、家事は妻、というふうに勝手に切り分けていた自分がいたので、重い腰を上げるというか、自分の中の壁を壊す良い機会になりました。
あと、今も大変なことがひとつあって。。。それは子どもが「一緒に寝るのはママがいい!」ということです。寝かしつけをしようと一緒にいても、「ママ〜」と。いつになったら一緒に寝てくれるかなと、絵本を読んだり、話をしたり、トントンしたり、いろんな試行錯誤を進めています(笑)。
仕事も育児も楽しくなって、以前にも増して毎日が充実していることですね。仕事をしている時間も、家族と過ごす時間も、それぞれに楽しみややりがいが見つけられました。
夫婦の関係性やコミュニケーションもより良くなったと思います。家事や育児のことがわかるようになって、「対話」ができるようになったおかげだと思います。
以前の自分は、妻から子どもとの出来事や保育園からの連絡をただの「共有」だと思っていました。今は、聞いた話をふまえて、お互いの意見を伝え合ったり、こうした方がいいんじゃない?なんて会話もするようになっています。
育児休業、取れるのであれば取ってほしいなと思います!ここまでお話ししてきた通り、キャリアへの心配は要りません。むしろ、キャリアアップにとってプラスなことばかりだと思います。僕を含め、ペンシルでは育業取得から帰ってきたパパたちがいきいきと活躍してますから。同じ部署には、これから結婚や子育てを経験するであろう若手メンバーも多いですし、これから育業取得をする同僚が出てきたら「育業期間中のことは任せてね!子どもの成長や親としての時間を楽しんで!」と伝えたいと思っています。
今後も、仕事と育児をサポートしてくれるペンシルのいろんな制度を活用しながらバリバリ活躍したいですし、ファミリーデイなどのイベントにも家族みんなで参加していきたいなと思っています。
ペンシルでは性別に関わらず、親になってもそれぞれの働き方で長く働くことのできる環境づくりを目的に、子育てを応援する制度「ペパポ(PEncil PArenting supPOrt)」を導入し、その取り組みを進めています。今後とも全員のための大きな制度ではなく、一人ひとりにあった多様な働き方を提供することで、多様な人材が活躍できる環境整備を進めて参ります。
ペンシルダイバーシティ経営推進方針
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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