2016.09.02
社員一人ひとりがその能力や個性を最大限に活かしていきいきと働くことができる環境整備を進め、多様で自由な発想を持って生産性を向上することで自社の競争力強化につながる価値創造を行うため、ダイバーシティ経営を推進しているペンシル。その一端を担い、ペンシルのダイバーシティモチベーターとして、週1回気づいたらいつの間にかオフィスにいて、いつの間にかいなくなっている存在が「あなたの のぶゑ」です。
のぶゑはペンシルのコンサルタントでもなければ、マーケターでもありません。そんなのぶゑが「アドテック東京」に出ることになりました。「アド」でも「テック」でもないのぶゑが、日本のトップマーケターたちになにを伝えられるのか。これは、のぶゑのアドテック本番までの道を綴った記録です。
アドテック本番でのぶゑと一緒に登壇するメンバーが決まり、アドテック初のLGBTセッションのモデレーターという大役に任命されたのぶゑ。やや緊張しながらも、一緒に登壇するメンバーとの事前打ち合わせを行いました。
他社に先駆けて、生命保険の保険金受取人に同性パートナーを指定できるようにした
ライフネット生命の岩田様。
セクシャルマイノリティに向き合う企業をマーケティング視点でサポートするLGBT総合研究所の森永様。
そして、ペンシルの のぶゑ。
三者三様ですが、とっつきにくいというイメージが強いLGBTを少しでも変えたいと思っている想いはみな同じです。
LGBTに関して、今ちょうど過渡期を迎える日本で、なかなか一歩を踏み出せずにいる企業が何をすればいいのか?を中心に熱く議論しました。
そして、熱い打ち合わせの末、本番では、LGBTの基礎からマーケットのリスク、参入メリットを踏まえて、LGBT市場への具体的なアプローチ方法についてセッションすることに!
アドテック初のLGBTセッション。LGBT市場への注目度が高まっているとはいえ、このセッションに参加するとどんなメリットがあるのか、なかなかイメージしづらい方もいるのではないでしょうか。セッションの特徴をあらかじめ理解し、“心得”ておくことでより有意義にお楽しみいただけるはずです。
そこでセッション参加の心得と、事前にマーケターから聞こえてきた疑問にのぶゑがお答えします。
参加しようかどうか迷っている方はもちろん、参加するつもりはなかったけど、今まさにこのページを読み始めてしまっている方も、最後まで読む価値ありです。
Q.正直、LGBTが何を意味するのかよく分かりません。それに何となく難しそうで・・・。知識がなくてもセッションの内容を理解できるのでしょうか?
A.そんなに心配しなくて大丈夫!
LGBTといってもみなさんと同じように“普通”に日常生活を送っています。でも、LGBTのことを知らない人は、何か特別な配慮が必要なんじゃないか・・・と思いがちね。今回はLGBTの基礎から分かりやすくご説明しますので、まずはLGBTを知ることから始めましょう!そうすれば、当事者たちが本当に望んでいることへのヒントが見つかるはずです。LGBTを理解せずにビジネスだけを考えていたら、「にわかLGBT支援者」になる危険性があるかもね。
Q.ニュースなどで他社のLGBTの取り組みが紹介されているので、重要性は何となく感じていますが、まだ取り組めていません。消費者には当事者もいるので、B to Cなら取り組む必要があるのかなと思いますが、B to Bにはあまり関係ないですよね?
A.そう思われるかもしれないけれど、実はすべての企業に関係あるの!
消費者だけでなく、取引先や自社など、あなたの仕事仲間にもLGBT当事者は必ずいると思っていた方がいいと思うわ。あるデータでは、LGBT対応が遅れている企業では、当事者のパフォーマンスが約30%落ちるとも言われているわ。それに、企業の取り組みに大きな関心を持って見ている当事者や支援者たちは大勢いるの。優秀な人材の確保・離職防止などの観点から、企業の競争力を高めるためにもLGBT対応は避けられないと思うわ。自分には関係ないと思っている人ほど要注意よね!
Q.LGBT市場には注目していますが、今すぐ取り組むべきなのでしょうか?
社会が受け入れるにはもう少し時間がかかりそうなので、今じゃなくてもいいと思いますが。
A.まだ早いのでは?という意見を聞きますが、世界的にもLGBT対応の機運は高まるばかりです。
たとえば、オリンピック憲章に性的指向による差別禁止が明記されました。それを受けて日本も、東京五輪に向けたLGBTへの取り組みを一気に加速していくと思います。また、行政だけでなく企業の動きも活発で、現在LGBT支援方針を定めている国内企業は173社にのぼり、多くの企業が積極的にLGBT対応を進めています。これでもまだ時期尚早と言えるかしら?今行動せずにじっと様子をうかがっているだけでは、来年きっと後悔するわよ!
Q.ズバリ、このセッションに参加するメリットは何ですか?
A.LGBT市場への参入を考えている企業は、失敗したときのリスクを恐れて躊躇しているんじゃないかしら?
これまで座談会などを通じて当事者の生の声をたくさん聞いた中で、LGBT対応の失敗事例など、当事者たちに不快と思われることやその反対に喜ばれることなど、企業が気になるポイントをご紹介します。その上で、企業にこれだけはぜひやってほしいということをお伝えするので、きっと明日から役に立つと思います。
半年にわたって、様々な取り組みをご紹介してきたアドテックへの道も今回が本番前最後となりました。
最初は、LGBTとは?何から始めたらいいの?という程度だった我々も、当事者の本音を聞いたり、企業が取り組むべきことを当事者と一緒に考察したりしました。
これまで当事者自らがLGBT市場について語ることはあまりありませんでしたが、今回のセッションでは洗いざらい語り尽くします。
いよいよ本番まで約2週間。「アド」でも「テック」でもないのぶゑが、日本のトップマーケターたちにLGBTの何をどう伝えるのか?
のぶゑの集大成は、アドテック本番で!
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