30周年

研究開発型インターネットコンサルティング
メニュー

ペンシルが業務に生成AIをテスト導入、年間約340時間相当の工数削減に成功

リリース

2024.07.17

ペンシルが業務に生成AIをテスト導入、年間約340時間相当の工数削減に成功

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(本社:福岡市中央区、代表取締役社長CEO:倉橋美佳、以下:ペンシル)は、生産性向上と新たな価値創出を目指して、2024年2月1日より全社約140名を対象に生成AIをテスト導入しました。結果的に、年間約340時間相当の工数削減に成功しました。今後、さらに生成AIの活用を進めることで、年間約2000時間の工数削減を見込んでいます。

生成AIテスト導入の背景

ペンシルでは、2020年よりテクノロジーの力で雇用者を支援し、付加価値を向上させる「DX経営」を推進してきました。AIをはじめ、ゲーミフィケーション、メタバースなど革新的なテクノロジー活用もDX経営の取り組みの一環として積極的かつ先進的に進めています。

それと同時に、世界的に生成AIが普及し、ビジネスにも本格的に生成AIが波及してくるフェーズを迎えています。人手不足や働き方改革などの環境変化も踏まえ、企業におけるAI活用は必須のものへと変化しています。

こうした中、ペンシルは限られたリソースの中で最大限の価値を創出するべく、全社的な生成AIの導入を行う運びとなりました。

テスト導入にあたって

本テストではAIの可能性を追求するためテストするケース数を増やすことを重視し、学習への保護対策も実施したうえで機密性の低い業務を対象として全社横断的なテストを実施しました。

また、テスト導入を進めるうえでは、情報管理委員会のメンバーを含む生成AI活用のプロジェクトチームの立ち上げ、生成AI活用のガイドライン作成・全社展開を行いました。

出力された情報の信憑性や裏付けの確認、個人情報や機密情報に関するセキュリティ面の注意事項などを明文化することにより、活用リテラシーの底上げを図っています。

生まれた成果

年間約340時間相当の工数削減に成功、今後の取り組みにより年間約2000時間の削減を見込む

生まれた成果

このたびの試験導入では、ペンシルの11部署で合計140種の業務における削減テストを実施し、結果的に月に約28時間・年間約340時間相当の工数削減に成功いたしました。

各部署・部門・チームにて、活用した業務・入力したプロンプト・削減できた時間・効果的だった点および課題点などを集約することにより、全社的な取り組みの可視化と効果測定を行いました。

テスト導入の結果を検証する中では、AI活用が効果的な業務とそうでない業務の洗い出しや、より良いアウトプットを生み出すプロンプトの書き方、スタッフのAI活用スキル向上に必要な要素などを確認することができています。

この結果をもとに、社員数や労働時間から試算すると、年間約2000時間の工数削減が見込めることもわかっています。

今後の展望

知見を生かした効率的な対象業務の拡大や、人材育成による活用スキルの向上を行うことによって、個々の業務の効率化はもちろんのこと、業務プロセス自体の改善や、コンサルティング品質の向上に向けた創造性発揮のサポートなど、さらなる効果創出を目指します。

加えて、DX経営/事業コンサルティングを提供しているクライアントの皆さまへも、生成AIの活用事例やノウハウを展開することにより、クライアントのビジネスを革新し、可能性を広げることにも貢献していく所存です。

関連記事

人工知能(AI)社員「ペンタ」も入社!入社式「One PENCILセレモニー」を4月1日に開催
https://www.pencil.co.jp/release/20240327_01/

テクノロジーでスタッフを支援する「DX経営コンサルティング」を開始!ビジネスの付加価値向上を目指す
https://www.pencil.co.jp/release/20240521_01/

ゲーミフィケーション活用で社員の生産性やモチベーションが向上、ペンシルが社内実験結果を発表
https://www.pencil.co.jp/release/20240227_01/

ペンシルが「ゲーミフィケーションDXコンサルティング」を提供開始、ゲーミフィケーションの活用によって総合的な組織力向上を支援
https://www.pencil.co.jp/release/20231130_01/

株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

この他のリリース

福岡県主催「性の多様性に係る事業者向けセミナー」にD&I推進室 橋口文が登壇

リリース

2025.08.27

福岡県主催「性の多様性に係る事業者向けセミナー」にD&I推進室 橋口文が登壇

2025年9月〜11月に福岡県が開催する「性の多様性に係る事業者むけセミナー」にD&I推進室 橋口文が登壇いたします。橋口は「成…

メタバース利用への心理的ハードルを提唱、今年も国内最大規模の「日本心理学会」にて研究発表〜静岡福祉大学准教授片岡祥氏とともにヒューマナライズマーケティング研究室 特殊研究機関『is』の高木一が発表〜

リリース

2025.08.08

メタバース利用への心理的ハードルを提唱、今年も国内最大規模の「日本心理学会」にて研究発表
〜静岡福祉大学准教授片岡祥氏とともにヒューマナライズマーケティング研究室 特殊研究機関『is』の高木一が発表〜

公益社団法人日本心理学会が2025年9月5日〜7日に開催する「日本心理学会 第89回大会」にて、ヒューマナライズマーケティング研…

「大谷マーケティング 大谷翔平はなぜ世界的現象になったのか?」社外取締役 岩瀬昌美が星海社より書籍を出版 〜世界的熱狂を生み出したマーケティング戦略を紐解く!〜

リリース

2025.07.16

「大谷マーケティング 大谷翔平はなぜ世界的現象になったのか?」社外取締役 岩瀬昌美が星海社より書籍を出版
〜世界的熱狂を生み出したマーケティング戦略を紐解く!〜

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(本社:福岡市中央区、代表取締役社長CEO:倉橋美佳、以下:ペンシ…

「マーケティング機能不全を防ぐための全体最適化とは?」メディアマネイジメント局 局長 後藤尚功が通販通信ECMO主催のセミナーに登壇

リリース

2025.07.14

「マーケティング機能不全を防ぐための全体最適化とは?」メディアマネイジメント局 局長 後藤尚功が通販通信ECMO主催のセミナーに登壇

2025年8月7日(木)に通販通信ECMO(株式会社ユニメディア)主催で開催されるオンラインセミナー「広告費の無駄を削減!新規顧…

厚生労働省「多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業事例 ~性的マイノリティに関する取組事例~」にペンシルの取組が掲載されました

リリース

2025.07.11

厚生労働省「多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業事例 ~性的マイノリティに関する取組事例~」にペンシルの取組が掲載されました

厚生労働省「多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業事例 ~性的マイノリティに関する取組事例~」にペンシルの取組が掲載されまし…

佐賀県主催「『フェムケアSAGA』〜女性の健康支援からはじめる、新しい職場づくりフェスタ〜」に代表取締役社長 倉橋美佳が登壇

リリース

2025.07.09

佐賀県主催「『フェムケアSAGA』〜女性の健康支援からはじめる、新しい職場づくりフェスタ〜」に代表取締役社長 倉橋美佳が登壇

2025年7月29日に佐賀県武雄市で開催される「『フェムケアSAGA』〜女性の健康支援からはじめる、新しい職場づくりフェスタ〜」…