PENCIL DIVERSITY ペンシルダイバーシティ経営

Diversity Week 2020 開催レポート

2020.03.27

Diversity Week 2020 開催レポート

ダイバーシティ経営を推進するペンシルは、2020年2月29日から3月6日までの1週間、「Diversity Week 2020」と題して、一人ひとりがダイバーシティに対する理解を深め、ダイバーシティを自分ごととしてとらえて、行動するきっかけとなることを目指した社内イベントを開催しました。

期間中はLGBTや障がい者、子育てと仕事の両立など、様々なテーマでイベントを実施しました。その模様をご紹介します。

Diversity Week 2020

Diversity Week 2020

2020年2月29日から3月6日までの1週間、「Diversity Week 2020」を開催。期間中は、「ダイバーシティ(多様性)」をテーマにした映画上映や社内意識調査、月イチ社食「ペンシルキッチン」のDiversity Week版など、様々なイベントを実施しました。

ペンシルのさらなる成長を実現するための鍵でもあるダイバーシティ。今回のDiversity Weekは、ペンシルが取り組むSDGsの目標である「ジェンダー平等の実現」「人と国の不平等をなくす」「働きがいも経済成長も」などにつながり、また、ダイバーシティに対する理解・浸透を目指し、ダイバーシティを自分ごととして考えるきっかけになることを目的としています。

ダイバーシティは特別なことではなく、誰にでも当てはまり得ることです。だからこそ、ダイバーシティを自分ごととして考えて行動することが大切であり、その結果、多様性の尊重・スタッフの働きがい・顧客価値の創造の実現にもつながると考えています。

ピンクシャツデイ

イベント内容の一部ご紹介

ピンクシャツデイ

ピンクシャツデイとは、ピンクのシャツを着て登校した少年が「ゲイ」だといじめられた実話から誕生したカナダ発祥のいじめや差別に対する反対運動です。ピンク色のものを身につけることで差別に対する反対意思を示します。多様性を尊重し、差別やハラスメントを行わないだけでなく、その意義や無関心も含めて考えるきかっけにしたいという目的で実施しました。

また、今回は年1回、各拠点のスタッフが福岡本社に集まってワークショップを実施する「ペンシルイノベーションデイ」にあわせたため、当日は多くのスタッフが思い思いにピンクを身につけ、いつもより華やかな雰囲気での開催となりました。洋服だけでなく、ピンクのぬいぐるみやネイルなどそれぞれ工夫がされていて、それぞれの個性が際立っていました。

ピンバッチ

ピンバッチ

ダイバーシティはSDGsの取組みのひとつとしてもとらえているため、SDGsのアイコンに使用されている17色でPENCILの「P」を型どったピンバッチを身につけました。

ペンシルが永続的に続いていくために、様々な取組みを行うこと、様々な個性・色を尊重し活かして、クライアントに価値を届けることが大切であるという思いを込めています。

ダイバーシティ意識調査

ダイバーシティに関する社内の意識調査を行いました。2年前に同様の意識調査を行いましたが、2年前と比べて社員の意識がどう変化したのかを客観的に把握し、今後の取組みにつなげることを目的に実施しました。

結果として、前回と比べ、「ペンシルがダイバーシティ経営に積極的に取り組んでいる」と感じる社員の増加や、「ダイバーシティの取組みよって組織のチームワークやパフォーマンスが向上している」と感じている割合の増加がみられました。

映画鑑賞「カランコエの花」

映画鑑賞「カランコエの花」

福岡・東京・台湾オフィスの3拠点をつなぎ、LGBTをテーマにした映画「カランコエの花」を鑑賞しました。ある高校を舞台にLGBTをめぐる様々な葛藤を繊細に描いた作品で、当事者だけでなくその周囲の人々に焦点をあてているため、誰もが持つ無意識の偏見など多くのことを気づかされる、考えさせられる機会になりました。

鑑賞後は、ペンシルのダイバーシティモチベーターである あなたののぶゑ氏が当事者目線の感想を述べたり、社員からは「自分が実際に映画の主人公と同じ立場になったらどう行動すべきか」という視点での意見が多く出ました。

映画鑑賞「わたしのヒーロー」

映画鑑賞「わたしのヒーロー」

ペンシルでも男性の育休取得が増えているなか、男性の育児と仕事の両立をテーマにした映画「わたしのヒーロー」を鑑賞しました。子育てと仕事の両立で悩むパパとママだけでなく、周囲の人はどんな対応が必要なのかを考えるきっかけになりました。

映画鑑賞「わたしのヒーロー」

企業での上映はペンシルが初めてということもあり、佐藤陽子監督にもご来社いただき、上映後にトークセッションを行い、作品に込めた思いなどを伺いました。子育て中や育休取得経験のある男性社員からなど、それぞれの立場で様々な感想が寄せられました。

ペンシルキッチン × Diversity Week

ペンシルキッチン × Diversity Week

手作りの月イチ社食「ペンシルキッチン」では、Diversity Week版として「ハラル料理」に挑戦しました。

ハラル料理とは、イスラム教(ムスリム)の戒律によって食べることが許されている食品や料理のことです。近年では、日本の食品がハラル認定を受けて輸出されるなど、関心が高まっています。

普段なかなか食べる機会がないため、どんな料理なのか、使っていい食材とそうでない食材は何かなど、パレスチナ出身の社員から教わりました。ハラル料理では「豚肉」と「アルコール」が禁じられているので、日本でポピュラーな調味料が使えず、手作りしたり代用品を探したりと試行錯誤しながら完成しました。

ペンシルキッチン × Diversity Week

また、東京オフィスと台湾オフィスのメンバーは、ハラル料理を提供するレストランでハラルランチを初体験しました。

初めてハラル料理を食べるという社員がほとんどで、みな興味津々でコミュニケーションも活発になりました。異文化理解への第一歩となる、多様性にあふれたペンシルキッチンが好評でした。

ペンシルキッチン × Diversity Week

ペンシルキッチンの詳細はこちら

ペンシルキッチン × Diversity Week
〜 新発見連続のハラルPECCHIN 〜

https://www.pencil.co.jp/pecchin/20200323_01/

参加者の声

  • ダイバーシティを取り入れるペンシルの環境は、多様性はもちろんですが、一人ひとりを受け入れ、尊厳を守り、一人ひとりの生き方に寄り添うものだと感じます。今後も続けてほしいと思いました。
  • 会社として仕事の面だけではなく、人や個人の生き方への向き合い方を模索されているのを感じられて会社に対して好感がもてました。
  • ダイバーシティに関する知識は、仕事やプライベートなど、ふとしたところでも役に立つと思います。
  • 友達とLGBTの話になった際、社内研修などでLGBTの知識があったので冷静に接することができ、大変参考になりました。社員が、当たり前の知識として持っておくとよいなと思っています。

最後に

様々なテーマのイベントを通じて、改めて多様性の重要さに気づく機会になりました。ダイバーシティを自分ごととして考えることを通じて新たな価値創造につなげることができたのではないかと感じています。

今回開催した「Diversity Week 2020」は、ダイバーシティを考えるひとつのきっかけにすぎません。これからも社員一人ひとりがダイバーシティへの理解を深め、多様な価値観を尊重したダイバーシティ経営を推進すべく、継続した取り組みを行って参ります。

ダイバーシティ経営推進方針はこちら
https://www.pencil.co.jp/about/diversity/

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株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

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