2020.02.13
ダイバーシティ経営を推進するペンシルでは、多様性を認めあい、個々の特性を活かし、新たな価値をつくりだす組織をめざしていくため、スタッフひとりひとりが主体的に能力開発に取り組むことを支援しています。その取組みとして、スタッフのキャリア構築やそれぞれの専門性向上を目的とする「匠(たくみ)制度」を設けていますが、そのなかのひとつである資格取得に関わる受験料を支援する「資格取得支援制度」の利用が100件を突破いたしました。2017年4月にこの制度が開始されると、多くのスタッフがそれぞれ自分の業務に関連するさまざまな資格取得にチャレンジしてきました。今回はそのなかから6名にインタビューしています。
コスメ薬事法管理者/日本化粧品検定1級/Web検定/通販エキスパート検定1級/通販エキスパート検定カスタマー・セントリシティ/通販エキスパート検定データドリブン・マーケティング
「化粧品や女性向け商材なら橋口!」というポジショニングを自分の目標に設定したので、その一環で受験しました。また、自分が担当する案件でクライアントにサイト構成案やメルマガ原稿などを薬機法(旧薬事法)に違反していないかチェックしていただくことがあるのですが、どんな表現がどういう理由で引っかかるのか、代案としてどんなフレーズなら問題ないのか、など薬機法に関する基礎知識を習得しておきたいと思ったからです。
休日を使って3ヶ月くらいです。受験者向けの動画講座やウェブ上にも参考書などがあったので、それらを使って勉強しましたが、検定までに講座の修了試験が2回あり、すべて記述式だったためどのくらい得点できたのかわからず、不安でハラハラしていました。
NG表現やその代替表現などを勉強したので、何が薬機法に引っかかるのかを知ったうえでコピーや構成案を考えるようにしていきたいです。あとは部署で薬機法チェックの仕組みをつくってナレッジを社内に共有していきたいと考えています。
いつのまにか6個!昔から勉強は嫌いではなくて、興味のある分野を突きつめるのが楽しいので、資格取得もそのひとつなんだと思います。資格を取ったとはいえ、知識はどんどん古くなっていくし、最新が最新でなくなるサイクルも短いので、これに甘えずアップデートしていきたいと思います。
通販エキスパート検定1級/通販エキスパート検定カスタマー・セントリシティ/マーケティング検定3級
以前受験した通販エキスパート検定1級と関連した内容が多く、テキストで勉強した際もわりとすんなり頭に入ってきたので自信はありました。
私ひとりでは受験しようという気にならなかったと思うので、団体受験というよい機会をいただけてありがたいと思います。また、このような制度があることで、個人では受験することはなかったであろう資格の勉強ができたり、様々な情報が入ってきたりするので大変有益な制度だと感じています。
日々の業務に追われてしまうと、なかなか自分の守備範囲以外のことに目を向ける余裕がなくなってしまうので、できるだけ通常業務以外のところからも情報収集や自己研鑽を積んでいきたいと思い、受験しました。コンサルティングという仕事は「人が商品」のような部分があるので、個々人が知識を増やしスキルアップしていくことが会社としての魅力を高めることにもつながると考えています。
通販エキスパート検定1級、Facebook認定メディアバイイングエキスパート
理由はふたつあります。ひとつは同じ部署の先輩が受けると聞いたので負けられないと思ったこと。ふたつめはFacebook広告に関しては今まで苦手意識があったので、これを機に勉強して専門性を極めたいと思ったことです。
時間にして10時間くらいでしょうか。試験前日に宿泊したホテルでは寝ずに勉強しました。
私が受けたのはメディアバイイングという試験で、運用広告型の深い知識を問われるものです。FacebookやInstagramを中心にサービスの知識はもちろんのこと、架空のケースが与えられ、その場合のベストな対処法を選ぶなど、実践的なことも問われる試験です。本番で問題を見た瞬間は難しすぎてあきらめかけましたが、一問一問粘り強く回答し、運も味方についてくれたようでギリギリで合格できました。
はい、FacebookやInstagramの運用にはもちろん役に立ちますし、それ以外の運用型広告でも応用できる考え方を学ぶことができました。
はい、私の部署としてははじめての選出で非常に光栄です。頑張ってよかったです。また選ばれるようにこれからも頑張ります。(※神8とはペンシルの行動8則のなかから4半期のテーマとして設定されたテーマごとに表彰される制度)
AWS認定ソリューションアーキテクト_アソシエイト、AWS認定SysOpsアドミニストレーター_アソシエイト、AWS認定デベロッパー_アソシエイト、AWS認定ソリューションアーキテクト_プロフェッショナル
この資格はAWS上で動作するインフラやアプリケーションの設計やデプロイ、運用に関する技術的スキルと専門知識を証明することのできるAWSの公式認定資格です。
資格保有の個人や組織が知識を証明するだけでなく、企業や団体側からもAWSを活用するシステムを構築するにあたり、プロフェッショナルを探すのに役立つものです。また、AWSの専門知識をさらに進歩させるための特典を獲得できるなどのメリットがあります。
AWSはグローバル共有されているため、海外イベントでは技術面をさらに掘り下げるコンテンツが数多く用意されており、AWSをより一層活用するのに役立ちます。また、AWSのグローバル最大のラーニングカンファレンス「AWS re:Invent」において、資格保有者には専用のラウンジが設けられ、より学習しやすい環境となるよう、専用Wi-Fiや電源、「Ask An Expert カウンター」と呼ばれる相談窓口、軽食などが用意される特典も多々あります。
AWSジャパンの最大のカンファレンス「AWS Summit Tokyo」がペンシルの資格支援制度導入と同時期に開催予定で、多彩なプログラムと海外イベント同様の認定者専用ラウンジが用意されているため、それを機に認定取得を意識しはじめました。
AWS認定は現在、1種類のプロフェッショナルと3種類のアソシエイトを取得しています。当面の目標は残るひとつのプロフェッショナル「AWS Certified DevOps Engineer Professional」で、また専門知識に関しては「AWS Certified Advanced Networking Specialty」を検討中です。
高齢社会検定
担当している「シニア対応サイト診断サービス」(SFO)のベースになる統計データを探していると、それらは人口統計や国勢調査から派生した各省庁の情報を使って作成されています。「リアルなシニア像」などの資料を作成しSFO評価の厚みを増すためには政府の方針の骨子を理解しておきたかったからです。
テキストをみると、東京大学をはじめとする各省庁のシンクタンクになっているような学者の方々が作成されており、内容的にも信頼できるものだと思ったことも理由のひとつです。
試験の一週間ほど前から夕食後にテキストを使って勉強しました。自分の仕事に直結している検定だということも意識して頑張りましたね。
クライアントになる企業からみると、コンサルティングは評価が難しいことが多く、はじめて仕事を依頼するときは実績があったりコンサルタントの持つ資格や肩書などで発注してみようかと考えたりすることが多いと思います。というわけで、お客さまにプレゼンするときに、名刺に資格ありと書けるほうがいいかなと思ったのが本音です。
薬事法管理者、コスメ薬事法管理者、日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ、日本ディープラーニング協会 G検定、高齢社会検定、Facebook認定メディアプランニングエキスパート、マーケティング検定3級、通販エキスパート検定1級、食品衛生責任者、リテールAI検定、福岡検定初級・中級
スタッフのみんなの自己啓発支援を目的として導入した経緯がありますが、それ以外にも資格取得に向けた勉強を通じて、視野を広げたり知識を体系的に整理したりすることで、より理解を深めることができていいなと思ったからです。普段とは違う頭を使うので、脳の活性化やリフレッシュにもなると考えています。
いいえ、予想では半数くらいと思っていたので意外と社内に勉強好きな人がいるなと感心しました。また、資格によっては団体受験を奨励したのもチームで助け合い励ましあって勉強し、合格の喜びを分かち合うことで組織の活性化にもつながると思っています。
自分の業務にぴったり直結しすぎているものより、拡張した資格の勉強をするのがおすすめです。当社の場合だと誰にでも関係するマーケティング検定とか。その方が自分の世界の幅が広がり気付きが多いと思います。
日本ディープラーニング協会のG検定(ジェネラリスト検定)ですね。数学をすっかり忘れていたことと、知らない単語が多くて覚えきるのが大変でした。検定用のテキストだけでは足らなくて、AI白書とかほかの関連書籍にも目を通しました。試験では問題数が多くて時間内に必死にやったことを覚えています。ただ、資格試験はちゃんと勉強しさえすれば必ず合格できるので、楽しくなってきていて、これからも趣味にしようかなと考えています。
ペンシルでは「自由と責任」の実現に向けて、キャリア構築・スキルアップへの主体的な取組みを推進する仕組みを制度化しています。
業務に関わる資格取得に対して、資格取得に関わる受験料の一部、または全額を会社から支給する制度。
スタッフひとりひとりの専門性やスキルの向上を狙いとする制度。ルールとしては自己研鑽にかかる費用を会社が一部負担するというものです。資格支援のほかに、「書籍購入制度」や「外部研修・セミナー参加制度」、海外で開催されるカンファレンスやサミット等への参加費を補助する「グローバル匠制度」などがあります。
ペンシルのスタッフに求められる能力の開発に必要な知識の習得を図るため、毎週月曜日の全社朝礼において各部署持ち回りで発表される部署プレゼンをはじめ、新入社員研修や業務時間内に実施されている各種研修、勉強会、セミナーなど合計すると年間に約100時間の学びがスタッフに提供されています。また、当日参加できなかったスタッフも後日いつでも視聴できるように、動画でアーカイブ化されておりナレッジが蓄積される仕組みができています。
今後もスタッフ個々の能力開発やキャリアアップに必要な知識の習得の支援や教育研修制度の整備を継続して参ります。
2024.10.02
福岡オフィス R&D事業部 プロデューサー 春園健人
厚生労働省の調査で、…
続きを読む
2024.05.27
福岡オフィス WEBコンサルティング事業部 プロデューサー 梅野成生希
東京都が実…
続きを読む
2024.04.30
福岡オフィス IZ事業部 プロデューサー 横尾雄斗
東京都が実施した「令和5年度男…
続きを読む
2024.03.26
- 福岡オフィス R&D事業部 ゼネラルマネージャー 平川 寿江
- 福岡オフィス R&D…
続きを読む
2024.02.02
超高齢社会の日本において介護は避けて通れない課題となっており、企業には介護と仕事の両立が可能な体制を整備する必要性が高まっていま…
続きを読む
2023.12.22
ペンシルでは2023年12月12日に初開催となるイベント「Partner Day 2023」を実施しました。ワークとライフの相互…
続きを読む