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IT企業が平均年齢64歳の「SFO(シニアフレンドリー最適化)ラボ」発足、高齢者にも使いやすいウェブサイトを目指しシニアモニターを募集

リリース

2019.03.20

IT企業が平均年齢64歳の「SFO(シニアフレンドリー最適化)ラボ」発足、高齢者にも使いやすいウェブサイトを目指しシニアモニターを募集

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(本社:福岡市中央区、代表取締役社長COO:倉橋美佳、以下:ペンシル)は、高齢者にも使いやすいウェブサイトのデザインや構築を目指し、60歳から72歳までの平均年齢64歳、5名のウェブコンサルタントが所属する「SFOラボ」を発足しました。また、シニアの声を広く集めてサービスに反映するために、シニアモニターの募集を開始いたします。

SFOラボ発足の背景

SFOはSenior Friendly Optimizationの略で、ウェブサイトにおける「シニアフレンドリー最適化」を意味します。2017年に65歳以上でネット通販を利用した世帯の割合は18.2%と、2007年の7.0%と比べ10年間で2.6倍に増加しているものの(※)、「探している商品が見つからない」、「インターネットへの不安」、「高齢者への視聴覚対策の不足」といった理由から、ECサイトを訪問しても何も購入せずにサイトから離脱しているシニアユーザーも少なくありません。(※家計消費状況調査)

ユーザーの離脱は機会損失に大きな影響を与えることから、シニアにとっても使いやすいウェブサイトを構築する上で、SFOという考え方が重要性を増してきています。シニアユーザーは購買意欲が高く、一度利用したECサイトを次回も利用するなどリピーターになる傾向が高いといわれており、今後ますますデジタルシニアの増加が予想されている中、シニアに選ばれるウェブサイト構築がECビジネスの重要な鍵となっています。そのような背景を受け、ペンシルでは、シニアユーザーの視点でウェブサイトを診断し、改善点をレポートする「シニア対応サイト診断サービス」の提供を2018年2月より開始し、2ヶ月で購入率が1.9倍に向上する成功事例も誕生しています。

この度、高齢者にとってより使いやすいウェブサイトを目指し、SFOの研究をさらに強化してサービスに反映していくために、「SFOラボ」を発足いたしました。

シニアウェブコンサルタントによるウェブサイト改善の様子

SFOラボについて

SFOラボには、60歳から72歳まで平均年齢64歳のペンシル専属のシニアウェブコンサルタント5名(男性4名、女性1名)が所属しています。

シニアのインターネット活用状況について情報収集や分析をしながら、どのようなウェブサイトのデザインやコンテンツが高齢者にとって使いやすいか、わかりやすいかなどの研究や、「探しているものがうまく見つからない(Findability)」、「視聴覚対策、身体対策の不足(Functionality)」、「インターネットへの信頼性(Reliability)」、「オフライン連携、デバイス最適化(Offline)」の4つのカテゴリにもとづきウェブサイト診断し、レポート・改善案を提出する「シニア対応サイト診断サービス」を提供しています。

ウェブサイトにおけるSFOを実施することで、シニア層に自社の商品・サービスが受け入れられやすい環境を構築し、シニア層からの売上アップに貢献します。

シニアモニターを募集

シニアモニター募集

ウェブサイトで販売する商品やそのターゲットに合わせてより最適なサービスを提供していくために、幅広くシニアの声を集めることを目的として「シニアモニター」の募集を開始します。

シニアモニターは、当社が指定したウェブサイトの使いやすさや分かりやすさの調査を行い、60歳以上の方が登録できます。ご登録いただいた方の中から、調査依頼ごとに年齢や性別などを考慮してモニターとして選ばれた方に対しペンシルから調査依頼を案内し、調査手順書に従ってアンケート形式で答えていただきます。調査の所要時間は1回2時間程度で、1回の調査ごとに謝礼をお支払いします。

今後の展望

ペンシルは、シニアモニターとして、100名の登録を目指しています。2025年には、日本の65歳以上の高齢者数は人口の3割を超え超高齢社会が急拡大し、人口構造の変化に伴って様々な事業が高齢者消費行動の影響を受けると予想されています。また、パソコン活用世代の推移から、高齢者のインターネット利用がさらに増加するものの、高齢になるほど視聴覚・身体・認知機能が衰えていくことから、インターネットにつながるパソコンやスマートフォンは高齢者の心と暮らしを支える必需品となっていくと考えられます。

ペンシルは、これからも、高齢者にとって使いやすく、わかりやすいウェブサイトの制作や提供を目指し、ウェブサイトや商品を提供する側の意見だけではなく、多くの高齢者の声を集め、ウェブサイトの継続的な改善に役立てて参ります。また、今後は、サイト改善だけにとどまらず、企業からのSNS発信やメールマガジンなどインターネットを使ったシニア向け情報発信を支援するサービス開発を行って参ります。

関連記事

そのサイト、シニアにも使いやすいですか?「シニア対応サイト診断サービス」を提供開始、シニア自身が使いやすさを診断しシニアユーザーの離脱を防止(2018年2月20日)
https://www.pencil.co.jp/release/20180220_01/

株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

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