2015.08.20
- 東京オフィス AP部 サブマネージャー 百瀬 由佳
20周年を機に、一番の財産である「ペンシルで働く人」をもう一度見つめ直す。
ペンシルは、それぞれの人材がその能力や個性を活かして生き生きと働くことができる環境整備を進め、多様で自由な発想を持って生産性を向上することで、自社の競争力強化につながる価値創造を行うため、ダイバーシティ経営を推進するプロジェクトを立ち上げました。
今回はスタッフの半数を占める女性社員の中から、子育てのため時短で働く社員「百瀬由佳さん」にインタビューしました。
AP(アカウントプランニング)部で、新規のお客さまの窓口や営業の進捗管理などをしています。またセミナーの企画、運営なども担当しています。新規のお客さまの窓口なので、やはり受注に繋がったときにやりがいを感じますね。
1997年2月に入社しました。当時、私は岡山で働いていましたが、福岡の友人を訪ねた際、面白い人がいるから会ってみてと言われて紹介されたのが覚田社長です。それがきっかけとなり、福岡のペンシルに転職しました。当時、創業わずか1年でしたので、会社としてまだ整備されていないところが多かったのを覚えています。
最初は社長秘書として入社しました。2年後に営業部ができ、営業部のリーダーと秘書を兼務していました。2002年に結婚のため東京に転居する必要があり、退職を申し出たのですが、それだったら東京オフィスをつくろう!となり、本当に東京オフィスができてしまい、今に至ります。東京では、最初、広報活動をしていて、プレスリリースを持って出版社などを回っていましたね。
ペンシルの基本的な就業時間は10時〜19 時ですが、現在子どもが小学校低学年のため、私は9時〜17時で働かせていただいています。また、一昨年までは子どもが保育園に通っていて、お迎えの関係もあり、週3回は9時〜18時、週2回は9時〜17時という変則的な時間で働いていました。就業時間もそうですが、実はそのときの状況によって雇用形態も柔軟に変えていただきました。しばらくの間、毎日病院に通う必要があった際は、時給制のアルバイトにしていただき、いつでも好きなときに病院にいっていいと仰っていただきました。また、出産後、保育園に空きがなく、子どもを週3回しか預けられなかったときは、週3回出社、週2回在宅といったように、契約社員として働いたりもしました。
やはり子どもの病気が一番大変ですね。保育園のときは月に1回は呼び出しがありました。両親が近くにおらず、代わりにお迎えにいけるような人もいないので、都度マネージャーに相談して、帰らせていただけたので助かりました。東日本大震災のときは、ちょうど福岡に出張に来ていたときで、家族とも連絡が取れず、状況もつかめなくて、本当に心配しました。四半期ごとの重要な会議のために福岡に来ていましたが、会議時間中でも気にせず家族の安否を確認してくださいと言っていただけて、夜になってようやく家族と連絡を取ることができました。
時短で働かせていただいている分、家に帰ってからもメールやチャットを確認して、緊急性が高いものは対応するようにしています。子どもが小さい頃は、家で仕事をしているときもまとわりついてくるので大変でしたね。そういう時は近所のマクドナルドで資料をつくったりしていました(笑)また、いつ急に休んでもいいように、何がどこにある、備品はこうやって発注する、こういうときはこうする・・など、日頃から周りのスタッフに、緊急サバイバル情報(笑)を伝えるようにしています。
まず、第一に楽しいこと。あとは自分で考えて仕事ができることかな。決裁者が近くにいるので、自分の意見がボンボン言えます。
覚田社長の言葉を借りると「とにかくやってみる!」というところですね。なにかアイデアがでたら、ちょっと様子をみてみよう、じゃなくて、すぐにやってみよう!となります。前述の東京オフィス設立もそうですね。東京にオフィスをつくろう!となったら、あらゆることがすごいスピードで進みました。最初はデジタルハリウッド様のオフィスに間借りをさせていただいたのですが、そのうちそこがインキュベーション施設のようになり、同フロアにはイグアナを飼っている企業もあったりと不思議な空間でした(笑)
ブランディングを戦略的に考えて、東京オフィスをもっと活用することです。ペンシル東京オフィスとしてもAP部としても、もっと情報発信をしていきたいし、いまペンシルが進めている越境ECサービスや海外進出などにも積極的に関わっていきたいですね。
自分で楽しみながら仕事ができる方がもっと入社したらいいなと思います。また、組織が大きくなるにつれ、どうしても創業者の想いや部署間の繋がりなどが薄くなってしまいますので、より部署と部署が連携して、部署横断で色んなことをやっていきたいですね。
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